ギブソンより新製品“セオドア・スタンダード”(Theodore Standard)が発売された。
![セオドア・スタンダード](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2024/03/2024-0329-gibson-theodore-standard-20-1024x576.jpg)
本モデルは、ギブソンの伝説的な元社長であるテッド・マッカーティが1957年にスケッチしたデザインを、現代の技術によって製品化したギターだ。
そのコンセプトは、2022年3月に限定モデルとして発売され、完売したギブソン・カスタムショップの“セオドア”と同様だが、今回の“セオドア・スタンダード”はギブソンUSA製で、なおかつレギュラー・ラインでの製品となる。
ちなみにスケッチが描かれた1957年の翌年には、ギブソンからフライングV、エクスプローラー、ES-335などの有名なモデルが発売されている。
では、セオドア・スタンダードのおもな特徴を紹介しよう。
カラー
カラーはビンテージ・チェリー(Vintage Cherry)、アンティーク・ナチュラル(Antique Natural)、エボニー(Ebony)の3種類。いずれもボディのトップ、サイド、バックに加え、ネックとヘッドの裏側も同じカラーで統一されている。
ビンテージ・チェリー
アンティーク・ナチュラル
エボニー
ボディ
ネック
指板
ヘッドストック
ピックアップ
コントロール
ハードウェア
ハードウェアは、ABR-1チューン・オー・マティック・ブリッジ、ストップ・バー・テイルピース、グローバー・ミニ・ロトマティック・チューナーを搭載している。
そしてギター全体がバランスと演奏性に優れた構造になっていることも、本モデルの大きな特徴だ。
Gibson
Theodore Standard
【スペック】
Body
Shape: Theodore
Material: Mahogany
Top: N/A
Weight Relief: N/A
Binding: N/A
Neck
Neck: Mahogany
Profile: SlimTaper
Nut width: 43.053mm
Fingerboard: Indian Rosewood
Scale length: 628.65mm
Number of frets: 22
Nut: Graph Tech
Inlay: Acrylic Trapezoid
Hardware
Bridge: ABR-1 Tune-O-Matic
Tailpiece: Aluminum Stop Bar
Tuners: Grover Mini Rotomatic
Plating: Nickel
Electronics
Neck pickup: 57 Classic
Bridge pickup: 57 Classic Plus
Controls: Master Volume, Master Tone; Hand-wired with Orange Drop Capacitors
Case & SKUs
Case: Hardshell Case
【参考価格】
275,000円(税込)
【問い合わせ】
ギブソン・ジャパン https://gibson.jp