Benson Ampsが、ゲルマニウム・トランジスタを使用した新たなペダル“Germanium Preamp Pedal”を4月に発売

　アメリカのカスタム・アンプ・メーカー、Benson Amps（ベンソンアンプス）より、新たなドライブ・ペダル“Germanium Preamp Pedal”が2024年4月に登場。

　Germanium Preamp Pedalは、同社の看板商品であるPreamp Pedal（プリアンプ／ブースター）の初段FETを、ゲルマニウム・トランジスターに置き換えたドライブ・ペダルだ。

　ゲルマニウム・トランジスターには、同社のブースター、Germanium Boostから培った技術を流用しており、温度に影響されにくく、周波数特性を損なわずに、ゲルマニウム・トランジスター特有の音色が得られる。

　ゲイン量は、オーバードライブ～ファズまで幅広くカバー。設計の元となったPreamp Pedalと比べると、ゲイン量は僅かに少ないが、ゲルマニウム・トランジスターの持つリッチなニュアンスがプラスされている。

　Benson Ampsはほかにもゲルマニウム・トランジスターを使用したペダルをラインナップしており、そのサウンドや信頼性は折り紙付きだ。

　なお、ゲルマニウム・トランジスターは温度が約48.9℃を越えると音を通さなくなるため、炎天下などの極端に熱い環境での使用は注意が必要だ。