Line 6より、ギター・アンプの新シリーズ“Catalyst CX”が登場　Helix由来のアンプ・モデルを12種搭載

　Line 6より、ギター・アンプの新シリーズ“Catalyst CX”（カタリストCX）が登場した。ラインナップは、Catalyst CX 200、Catalyst CX 100、Catalyst CX 60の3モデルで、販売は2024年5月下旬より開始された。

　Line 6のギター・アンプは、その卓越したモデリング技術による高品位なギター・アンプ・モデルとエフェクトにより、世界中のギタリストたちに愛用されてきた。

　また2022年3月には、高品質なオリジナル・アンプ・サウンドと、高い汎用性、シンプルな操作性を兼ね備えたCatalystシリーズがリリースされた。

　そして今回登場したCatalyst CXシリーズは、従来のCatalystシリーズのアンプ・サウンドに、市場で高く評価されるプロセッサー“HX”ファミリーのフラッグシップ・モデルである“Helix”（ヒーリックス）に由来したオリジナル・アンプを、新たに6種類、追加で搭載したものとなった。

　本シリーズのおもな特徴は次のとおり。

Line 6が培ってきた技術を駆使した高品位なオリジナル・アンプ・サウンドを倍増

　Catalyst CXシリーズには、“Helix”由来のアンプ・モデルが旧モデルの2倍に当たる12種類搭載されており、ピュアなクリーンやモダンなハイゲインまで、さまざまなアンプ・トーンを楽しむことができる。

　さらに、人気の高いエフェクトであるディレイ／モジュレーション／ピッチ・エフェクトが計18種類、また空間的な広がりや臨場感をコントロールできるリバーブも計6種類搭載されている。

あらゆる音楽シーンに対応する3モデル展開と高い実用性

　Catalyst CXシリーズには、大規模なステージにも対応する200WのCatalyst CX 200から、100WのCatalyst CX 100、練習やレコーディング、小規模な会場でのパフォーマンスに最適な60WのCatalyst CX 60まで、3つのモデルがラインナップされている。

　各モデルには、PA機器や録音機器へダイレクトに接続できるXLRダイレクト・アウト端子やUSB端子などが搭載されており、PA機器やレコーディング・システムに簡単に接続することが可能。

　また無償のアプリケーション“Catalyst Edit”（Windows/Mac OS/iOS/Android対応）を使うことで、アンプのノブ設定や、エフェクトの編集などの細かい操作を、スマートフォンやタブレット、パソコンで簡単に行うことができる。

馴染みがあって使いやすいノブ型のユーザー・インターフェース

　Catalyst CXシリーズは、最新鋭の技術が搭載されたアンプでありながら、本体上部にはボリューム、ゲイン、トーン等、お馴染みのノブが並んでいる。

　これにより、ギタリストたちがこれまでに慣れ親しんできた方法で、サウンドを変化させることができる。

別売りのフットスイッチと専用カバー

　さらに、機能性を高める別売りのフットスイッチに加え、専用カバーも用意されている。

解説動画

　サウンドや操作法は次の3本の動画で確認しよう。