ギブソンは、レッド・ツェッペリンのギタリストであるジミー・ペイジのシグネチャーとして、“Jimmy Page 1964 SJ-200”(和名:ジミー・ペイジ 1964 SJ-200)と”Jimmy Page 1964 SJ-200 Collector’s Edition”(和名:ジミー・ペイジ 1964 SJ-200 コレクターズ・エディション)という2モデルのアコースティック・ギターを限定発売した。
ジミー・ペイジはレッド・ツェッペリンの1stアルバム(『Led Zeppelin』/1969年)のレコーディングで、60年代半ばに製造されたギブソンSJ-200を使用。また、1970年4月26日にソロ出演したTV番組『ジュリー・フェリックス・ショー(Julie Felix Show)』においても、SJ-200で「White Summer / Black Mountain Side」を演奏している。
マーフィー・ラボが往時のギターを再現
まずは、“Jimmy Page 1964 SJ-200”と同“Collector’s Edition”の両モデルに共通する仕様を説明する。
チェリー・ティー・サンバースト・フィニッシュのスーパー・ジャンボ・ボディには、トップにAAAシトカ・スプルース、サイドとバックにAAAフレイム・メイプルを採用。ボディ外周には、トップとバックの両方にマルチ・プライ・バインディングが施されている。
3ピースのフレイム・メイプル・ネックは、標準的なSJ-200よりわずかに胴厚が深く作られたネック・ジョイントでボディと接続。指板はローズウッドで、スタンダード・フレットが打たれた20フレット仕様。マザー・オブ・パールの指板インレイが高級感を醸し出している。
ブリッジは、砂時計とティアドロップ形のマザー・オブ・パール・インレイが施されたローズウッド製Moustache™ブリッジ・ベースに、ゴールドのTune-O-Matic™ブリッジとナイロン・サドルを装備。ヘッドには、ゴールドのKluson Waffleback®チューナーとKeystoneボタンが装着された。
そして両モデルとも、ギブソン・カスタムのマーフィー・ラボによるライト・エイジング技術が投入されている。オリジナルのギターの再現を図るため、ジミー・ペイジの厳格な基準と当時の回想に基づき、細部にいたるまで往時のギターを再現しているのだ。
100本限定の
Jimmy Page 1964 SJ-200
ギブソン・カスタム・ショップの熟練ルシアーによって限定100本が製作された“Jimmy Page 1964 SJ-200”には、ジミー・ペイジ本人がサウンドホールのラベルに直筆でサインをしている。
付属するハードシェル・ケースには、ジミー・ペイジのシンボルである“Zoso”ロゴがあしらわれ、ケース内には予備のTune-O-Matic™ブリッジ、金メッキのブラス・サドルが納められている。そのほか、証明書とギブソン“The Garden”ビンテージ・ストラップも付属。
Jimmy Page 1964 SJ-200の参考価格は、1,892,000円(税込み)だ。
ジミー・ペイジ本人が1本1本プレイした
50本限定のCollector’s Edition
50本限定の“Jimmy Page 1964 SJ-200 Collector’s Edition”は、“Jimmy Page 1964 SJ-200”と各仕様と付属品は同じだが、ヘッド裏にジミー・ペイジの直筆サインが入れられている。
さらに、ジミー・ペイジ本人が1本1本をプレイし、様々なチューニングを試し、伝説的なアルバムからのヒット・ソングをプレイしたモデルとなる。
Collector’s Editionのみ、ジミー・ペイジ本人が使用したピックとピックホルダーが追加付属される。
参考価格は2,904,000円(税込み)。
Gibson Custom
Jimmy Page 1964 SJ-200
【参考価格】
1,892,000円(税込)
【発売開始時期】
発売中
【問い合わせ】
ギブソン・ジャパン https://gibson.jp
Gibson Custom
Jimmy Page 1964 SJ-200 Collector’s Edition
【参考価格】
2,904,000 円(税込)
【発売開始時期】
発売中
【問い合わせ】
ギブソン・ジャパン https://gibson.jp
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