ギタリストなら絶対に聴くべき!戦前ブルース入門のための厳選40曲! ギタリストなら絶対に聴くべき!戦前ブルース入門のための厳選40曲!

ギタリストなら絶対に聴くべき!
戦前ブルース入門のための厳選40曲!

ギター・マガジン40周年記念特別連載企画=『ギタリストなら絶対に聴くべき! 40枚の偉大な◯◯◯名盤』はギタマガWEBでも展開中! 2021年3月号では“戦前ブルース編”を掲載していますが、今回から企画に合わせてプレイリストも作っちゃいます。本編で音楽ライター/ギタリストの小出斉氏がチョイスしてくれたラインナップをもとに、編集部が“入門編”として厳選した40曲をまとめてました。ぜひ記事と合わせてチェックして下さい!

文/選曲=編集部 Photo by MPI/GettyImages


このようなシーン、戦前ブルース愛好家の誰しもが経験したことがあるのでは?

Aさん どんな音楽が好きなの?
愛好家 ……古い音楽っス。
Aさん へぇ〜、70年代のロックとか??
愛好家 あ、いや……戦前……かな?
Aさん あ、思ったより古い(笑)。聴いたことないから教えてよ!
愛好家 いいけど……ハマるかなぁ? ハイ、じゃあここらへんのCDを貸してあげるから聴いてみて。

〜〜〜数日後〜〜〜

愛好家 どうだった?
Aさん あぁ……うん。なんかどれも一緒だった。
愛好家 やっぱりそうなるか〜……(泣笑)。
Aさん なんか楽器も少なくて寂しいし、ちょっと聴いているとしんどくなっちゃって……。どこが良いのか教えて!
愛好家 ……まぁ、無理して聴くもんじゃないしね(泣笑)。

とまぁ、どんなジャンルでも趣味が違う人に音楽をオススメすることは難しいですが、戦前ブルースに関しては特に難易度が高い気がするんですよね。

今回作成したプレイリストは、小出斉氏がセレクトしてくれた40枚から各1曲ずつ、初心者でも入りやすいように“ダウンホーム成分”少なめ(のつもり)で選びました!

エレクトリック・ギターが普及する以前、音量問題と向き合って手に入れた独特なピッキング。
ひとりでリズム、メロディ、ハーモニーを担わなくてはいけないスタイルがゆえの独自のアイディア。
スターになれるかもしれない貴重な録音チャンスへ望む緊張感。
クリックもない時代だからこその、人間的なビート。

楽しめるポイントはいろいろあります。

ぜひ、一度じっくりと本プレイリストを聴いてみて、お気に入りのアーティストがいたらそこを入口に戦前ブルースを知っていってみてはいかがでしょうか?

*本記事はギター・マガジン2021年3月号に掲載されている企画、『ギタリストなら絶対に聴くべき戦前ブルースの名盤40』と連動しています。

『ギター・マガジン2021年3月号』
特集:ギター・ヒーローが愛した、アコースティックの世界。

クラプトン、デュアン、フルシアンテ。キースにピートにジョン・メイヤー。Jマスキスにガルシアにハウ。コイツら全員、アコギもヤバい!!!