ジャズ・ギターで独自の道を切り拓き、誰も到達できない極みへと辿り着いた孤高の天才、パット・マルティーノ。2021年11月1日に彼の訃報が届き、ギター・マガジン本誌2022年1月号とWEBの合同で追悼特集を企画した。本誌では絶頂期=ミューズ時代を深堀り、WEBではジャズ初心者や若いギター・キッズたちに向けて、彼の偉大な足跡をまんべんなくご紹介したい。まだパット・マルティーノを知らない人も、本特集を読んでみて興味が出たら、12月13日発売のギタマガ本誌も合わせてチェックしてほしい。
Photo by Leonard M. DeLessio/Corbis via Getty Images
Contents
パット・マルティーノの歩み
【前編】若き天才の誕生〜デビュー
まずはパット・マルティーノの簡単なバイオグラフィから。前編として誕生からプロ・ギタリストとしてスタートした10代半ば、レコード・デビューから絶頂期=ミューズ時代まで。
パット・マルティーノの歩み
【後編】記憶障害からの復帰劇〜
パット・マルティーノのバイオグラフィの後編は、突如襲った記憶障害の復帰から最終章へと向かう。
リーダー作品で辿る
パット・マルティーノの活動歴
パット・マルティーノのリーダー作を5つの時代に分けて辿りながら、彼の活動歴を俯瞰してみよう。
マイナー・コンバージョンという考え方
パット・マルティーノが提唱する“マイナー・コンバージョン”という考え方について、詳しく見ていこう。
パット・マルティーノは何が偉大だったのか?
唯一無二のプレイ・スタイルとサウンド
特集の最後はギター・マガジンとしてパット・マルティーノのプレイ・スタイルとサウンドを考察しつつ、その偉大さについて語らせてもらいたい。