弦は切れるまで交換しなくてOK? | ギター知恵袋:037 弦は切れるまで交換しなくてOK? | ギター知恵袋:037

弦は切れるまで交換しなくてOK? | ギター知恵袋:037

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
自分は弦を切らないタイプなのですが、実のところギターの弦はどれくらい持つものですか?

A:

弾いていて弦が切れたら替えるのは当然として、もしも切れなかったとしても、使用後に拭いたり丁寧に使っている場合なら2~3ヵ月くらいはまぁ良い状態を保っているでしょう。弦を保護する膜が付いているコーティング弦なら、さらに寿命が長いです。

コーティング弦のほうが一般的に高価です。しかし例えば800円で買った通常のセット弦を2ヵ月おきに替えるとすると、1年で6セット/4800円ですが、1600円のコーティング弦を半年おきに替えるのなら1年で2セット/3200円となり、コーティング弦のほうが割安とも考えられます。

ただし1ヵ月経ったら定期的に替える人、とにかく張ったばかりの弦のサウンドが好きという人、コーティング弦の音を好まない人、張ってからかなり経過した古くなった状態の弦の音が好きな人、色々なギタリストがいます。

この辺は経験を積んでいくごとに、だんだん自分で好みがわかり、選んでいくことになります。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki