ライブ前に弦を交換するタイミングは? | ギター知恵袋:157 ライブ前に弦を交換するタイミングは? | ギター知恵袋:157

ライブ前に弦を交換するタイミングは? | ギター知恵袋:157

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
ライブをやることになりました。ギター弦を交換したほうが良いでしょうか? 交換するタイミングはいつがいいですか?

A:

好みにもよりますが、筆者はライブ当日に弦交換することはお勧めしません。せめてライブ前日には交換したいものです。でないと、ライブ当日にトラブルが起きた場合に対処する時間&心の余裕がなくなってしまうからです。

また、弦を張った当日は弦が伸びます。ステージに立つ前には弦を安定させたいので、やはり前日に交換しておくほうが、ライブに望む気持ちに余裕が持てます。

ではギリギリどれくらい早めに張り替えてしまって良いか?と聞かれたら、まぁ1週間前くらいでしょうか。

もちろん、その人の好みで(寿命としての弦交換時期は別として)前回ライブした時のまま、ということもアリですし、筆者も“まだこの弦は大丈夫”と判断して交換しないことはあります。これは“他の人からすると弦が死んでいると判断される状態でも、ある程度は平気で演奏する人”の場合ということになります。

弦交換
写真=星野俊(「ギブソンが推奨する、レス・ポールの弦の張り方」より)

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki