リズムボックス活用術 | ギター作曲100の裏ワザ:054 リズムボックス活用術 | ギター作曲100の裏ワザ:054

リズムボックス活用術 | ギター作曲100の裏ワザ:054

ギタリストならではの、目からウロコな作曲法があふれ出す!

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』(2010年/リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

曲のスタイルが思いつかない時は ➡ リズムボックスを使いまくろう

 曲作りでは、自分が知っているor慣れているリズムに偏りがちなものです。そこで、リズムボックスを鳴らしながら作曲にトライしてみるのもいいでしょう。

 リズムボックスとは、メトロノームや自分で打ち込むタイプではなく、いろいろなジャンルのパターンがプログラムしてある機械のことです。適当にジャンルを選んで、スピードも変えつつ試してみましょう。

 普段、なかなかセレクトしなそうなタンゴ、マンボ、メレンゲなどのパターンでもOK。指定したジャンルの曲を作るというわけではなく、どんなリズムもたいていは4拍子か3拍子なので、普通にポップスが作れます。

次の写真は著者所有のYAMAHA DD-7という製品。残念ながら現在は販売されていないので、後継のものを探すなり、中古を見つけるのもアリです。

ロック、ジャズ、ファンク、レゲエなど99種類のリズムが出せる(YAMAHA DD-7)
ロック、ジャズ、ファンク、レゲエなど99種類のリズムが出せる(YAMAHA DD-7)

 電子キーボードにも、同じようにリズム・パターンを出せる機能が付いているものがあります。低価格のものもあるので、1つ持っておいても損はないでしょう。

『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
紙版発売日2010.03.19
紙版ISBN9784845617968

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki