ギター・スコア集『Guitar magazine Selections Vol.3 ニッポンのロックンロール名演選』が、リットーミュージックより2025年3月17日(月)に発売される。

本書は、雑誌『ギター・マガジン』が過去45年間に掲載してきたギター・スコアをジャンル別に厳選したシリーズである“Guitar magazine Selections”の最新刊で、 『Vol.1 シティ・ポップ名演選』と『Vol.2 ジャズ・ギター名演選』に続く第3弾にあたる。
今回選曲されたのは、RCサクセション、BOØWY、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTが各3曲、BLANKEY JET CITYが2曲、Johnny, Louis & Char、シーナ&ザ・ロケッツ、The Street Sliders、真島昌利、COMPLEX、奥田民生、ROSSO、布袋寅泰、THE BAWDIESが各1曲の全20曲(曲目は下記を参照)。
すべてに共通するのは、日本のロッカーたちの人気曲であることと、ギタリストならついコピーしたくなる魅力的なギター・プレイが入った曲であることだ。
なお、どのスコアも、TAB譜付きギター・パート(1本または2本)にボーカル・パートを加えたものになっている。
本書の編集担当者によるコメントは次のとおり。
おもに英国ロックの影響を色濃く大きく受けながらも、独自の進化を遂げてきた日本のロックシーンには、ユニークなスタイルの名手が多く存在します。この楽譜集には、仲井戸麗市、Char、鮎川誠、土屋公平、布袋寅泰、浅井健一、アベフトシなどなど、ギター・マガジンが長年追ってきたギタリストが多数登場。ロックンロールなギターというと勢いに任せた演奏をしているようなイメージがあるかもしれせんが、楽譜を眺めながら改めて演奏を聴くと、その奥深さに気付かされます。ラフに弾いているように思ったフレーズが実は緻密に構築されていたり、何気ないアルペジオが代理コードになっていたりと、一聴しただけでは捉えきれない工夫が数多く凝らされているのです。歴史に残る名演には、やはり理由がありますね。演奏技術やフレージングだけでなく、アレンジのアイディアも学べる一冊に仕上がりました。
思い出の曲をコピーするだけでなく、日本のロック・ナンバーのギター・アレンジを研究する目的で本書を活用するのも良さそうだ。
『Guitar magazine Selections Vol.3 ニッポンのロックンロール名演選』の内容
- 雨あがりの夜空に/RCサクセション
- トランジスタ・ラジオ/RCサクセション
- 君が僕を知ってる/RCサクセション
- WASTED/Johnny, Louis & Char
- LEMON TEA/シーナ&ザ・ロケッツ
- Boys Jump The Midnight/The Street Sliders
- BAD FEELING/BOØWY
- MARIONETTE/BOØWY
- Dreamin’/BOØWY
- アンダルシアに憧れて/真島昌利
- BE MY BABY/COMPLEX
- イージュー★ライダー/奥田民生
- ガソリンの揺れかた/BLANKEY JET CITY
- ロメオ/BLANKEY JET CITY
- 世界の終わり/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
- ロシアン・ハスキー/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
- ゲット・アップ・ルーシー/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
- シャロン/ROSSO
- バンビーナ/布袋寅泰
- ROCK ME BABY/THE BAWDIES




『Guitar magazine Selections Vol.3 ニッポンのロックンロール名演選』
ギター・マガジン45年の歴史から20曲を厳選!
品種 | ムック |
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仕様 | A4変形判 / 128ページ |
発売日 | 2025.03.17 |
ISBN | 9784845642557 |