MONOEYESが結成10周年を記念し、2025年9月3日(水)に5年ぶりとなる4thアルバム『Running Through the Fire』をリリースした。本記事では細美武士(vo,g)がライブで使用するペダルボードをご紹介しよう。
文=小林弘昂 機材撮影=小原啓樹
Hosomi’s Electric Guitar Pedalboard
スムーズな演奏のためにコンプレッサーを導入
【Pedal List】
①FREE THE TONE CUSTOM SHOP / DIRECT VOLUME 500kA Lo-Z TYPE(ボリューム・ペダル)
②Keeley / Compressor C2(コンプレッサー)
③Peterson / Strobo Stomp HD(チューナー)
細美の足下にセットされたエレキ用のペダルボード。細美は歌うことに集中するため、足下をなるべくシンプルにしている。
ギターからはアンプ(Friedman BE-100 Deluxe)の上に置かれたワイヤレス・システムを通り、①〜③の番号順につながれ、アンプにインプット。
①DIRECT VOLUMEはFREE THE TONEのCUSTOM SHOPでカスタム製作されたモデルで、プリセット・ボリュームが追加されている。本機でアンプのディストーションをクランチ程度まで落とすことも。
歌いながらでもギター・プレイがしやすくなるように、②Compressor C2は常時オンで音を整えている。
Hosomi’s Acoustic Guitar Pedalboard
コンパクトなアコギ用ボード
【Pedal List】
④Sonic Research / ST-200(チューナー)
⑤EBS / MultiComp(コンプレッサー)
⑥CAJ / POWER BLOCKS HUB6(パワー・サプライ)
こちらはアンプの下に設置されていたアコースティック・ギター用のペダルボード。接続順は④ST-200と⑤MultiCompを通り、DIを経由してPAにつながれている。
⑤MultiCompはMultibandモードを選択して常時オン。エレキ用ボードの②Compressor C2と同じく、コンプレッサーで音を整えることで演奏に集中できるようにするという狙いがある。






