グレッチのホロウ・ボディ・ギター
Electromatic Collectionの新製品8機種を紹介

　グレッチの人気シリーズ、Electromatic Collection（エレクトロマティック・コレクション）の新製品3モデルの国内販売が2021年4月27日（火）より開始された。

　ラインナップはボディ・カラーの違いも含めて8機種。ホロウ・ボディ・ギターのファンはぜひチェックしてほしい。

G5410T Limited Edition Electromatic
“Tri-Five”Hollow Body Single-Cut with Bigsby

　お洒落なツートーン・カラーと、それにマッチした“Caddy V”インレイのヘッドストックを持つ本モデルは、1950年代のアメ車を思わせるオールドスクールな気品に満ちたギターだ。

　ボディは完全なホロウ構造を採用。Filter’Tronピックアップがトーンにパワーとパンチを加味し、50年代後半を彷彿とさせる元気なグレッチ・サウンドを生み出す。

　プレミアムな仕様としては、快適な演奏性を実現した63.5ミリ厚の薄めのボディ、パーロイドのカバーが付いた2基のBlack Top FilterʼTronピックアップ、パーロイドのネオ・クラシック・サムネイル・インレイを備えたローズウッド指板などが挙げられる。

　コントロールは、トレブル・ブリード回路付きのマスター・ボリューム、マスター・トーン、リア＆フロント・ピックアップ用のボリューム、3ポジション・ピックアップ・トグル・スイッチという構成で、これらにより多彩な音色調整が可能。

　さらにバインディングが施された特大のFホールや、ローズウッドの固定台座付きアジャスタブル・ブリッジ、ビグスビーのB60ビブラート・テールピース、50年代後半のG6120ヘッドストック・デザイン、Graph Tech NuBoneナットも本モデルの特徴だ。

　ボディ・フィニッシュは、ビンテージ・ホワイト、オーシャン・ターコイズ、フィエスタ・レッドの3種類。ピックガードのカラーはカジノ・ゴールドまたはビンテージ・ホワイトが使い分けられている。

G5622 Electromatic
Center Block Double-Cut with V-Stoptail

　G5622 Electromatic Center Block Double-Cut with V-Stoptailは、ピュアなグレッチ・サウンドを楽しめるよう設計されたモデルだ。ダイナミックな音の響き、ハイゲイン・パワー、軽量な快適さを実現させるため、チェンバード・スプルース・センター・ブロックを備えた小型なボディ形状が採用されている。

　2基のBlack Top BroadʼTronハムバッカーは、パンチのある音像と、ダイナミックで明瞭なトーンを提供する。またトレブル・ブリード回路を搭載したマスター・ボリューム、マスター・トーン、リア＆フロント・ピックアップ用のボリューム・コントロール、3ポジション・ピックアップ・トグル・スイッチで構成されたコントロールにより、柔軟なサウンドメイクが可能となっている。

　テイルピースはモデル名にあるとおりグレッチのV-Stoptailを採用。

　ボディのフィニッシュはブリストル・フォグ、ブラック・ゴールド、エイジド・ウォルナットの3種類が用意されている。

G5622T Electromatic
Center Block Double-Cut with Bigsby

　G5622T Electromatic Center Block Double-Cut with Bigsbyは、ビグスビーのB70ビブラート・テイルピースを搭載したモデルだ。

　ボディのフィニッシュはスペイサイドとシングル・バレル・バーストの2種類。その他はG5622 Electromatic Center Block Double-Cut with V-Stoptailとほぼ共通のスペックとなっている。