『ネイティヴ・サンズ』 ロス・ロボス

【参加クレジット】
デヴィッド・イダルゴ(vo,g)、セザール・ロサス(g,cho)、ルイ・ペレス・ジュニア(g,d,cho)、コンラッド・ロザーノ(b,cho)、スティーヴ・ベルリン(k)
カバー作で魅せるいぶし銀の渋み
LAの5人組バンド=ロス・ロボスの最新フルは、バッファロー・スプリング・フィールドやザ・ビーチ・ボーイズなど、LA出身アーティストのカバー作となった。作品全体にレイド・バックした雰囲気が漂うが、いぶし銀のギターはさすが。タメの効いたブルージィなオブリや、トレモロを効果的に用いたフレーズ作りに、渋みを感じてほしい。
『ノーロラ〜冀望の色彩』 デワ・ブジャナ

【参加クレジット】
デワ・ブジャナ(g)【ゲスト】イミー・ウーイ(vo)、マテウス・アサト(g)、カリートス・デル・プエルト/ジミー・ジョンソン/ベン・ウィリアムス(b)、サイモン・フィリップス(d)、他
緊張感が張り詰めるジャズ・フュージョン作
インドネシアのロック・バンドGIGIのギタリストの11th。スピリチュアルなムードが加わったジャズ・フュージョンという意欲作だ。マテウス・アサトとの白熱したソロ・バトルを展開する「Swarna Jingga」や、不穏なリフから音階を降るフレーズがもたらす緊張感がある「Blue Mansion」を味わえば病みつきになること間違いなし!
『リトル・ブラック・フライズ』 エディ・ナイン・ヴォルト

【参加クレジット】
エディ・ナイン・ヴォルト(vo,g)、コーディ・マトロック(g)、レーン・ケリー/ブランドン・ブーン/マーヴィン・マハネイ(b)、アーロン・ハンブリック(d)、チャド・メイソン(org,etc)、他
土臭さ全開のブルース・ギター!
ジョージア発のシンガー&ギタリスト、“エディ・ナイン・ヴォルト”によるサザン・ソウル&ブルース・アルバム。土臭い匂いが全篇から立ち上がり、50s〜60sにタイムスリップしたかのような感覚へ陥る。白眉は「Dog Me Around」。カバー元はハウリン・ウルフだが、一音半チョーキングの連打など、荒ぶるソロはかなりバディ・ガイ的!
『ライブ・オン・ビール・ストリート:トリビュート・トゥ・ボビー・“ブルー”・ブランド』 ロッド・ブランド&ザ・メンバーズ・オンリー・バンド

【参加クレジット】
ジェローム・チズム/アシュトン・リカー(vo)、クリス・スティーヴンソン(vo,k)、ハロルド・スミス(g)、ジャッキー・クラーク (b)、ロッド・ブランド(d)、カーク・スモーザーズ(sax)、他
父へ手向ける往年のメンフィス・ブルース
ロッド・ブランドが、父であるボビー“ブルー”ブランドの名曲を演奏したライブ作。ボビーのバックを務め上げたメンバーとともに奏でる本場のメンフィス・ブルースが堪能できる。グルーヴィなドラムに絡みつくワウ・カッティングを繰り返す「Sittin’ On A Poor Man’s Throne」など、地味ながら気の利いたプレイも味わい深い。
※本記事はギター・マガジン2021年8月号にも掲載されています。







