Ibanezは、多機能ディレイ・エフェクター“LD303 Layer Delayer”を、2026年4月21日にリリースした。16分音符や3連符のディレイ信号を生成し、それぞれの音量を個別にコントロールすることが可能な、非常に幅広い表現ができるエフェクターだ。
ステレオ・イン/アウト、MIDI In/Thruといった端子ならびに、ディレイ信号経路に配置したFXループを備え、さらにPCアプリ(Layer Delayerアプリ)による編集にも対応。アイディア次第で活用の可能性が広がりそうだ。
個別のディレイ信号、フィルター、ディレイ・タイプや残響までコントロール

まず目に入ってくるのがトップ・パネル下段に6つ並んだ“Delay Signal Volumes”コントロール。ディレイ・タイムは4分音符の長さに設定され、それに応じた16分音符と3連符のディレイ信号を生成。それぞれのノブに対応した信号を、個別に最大3dBまでブーストできる。
上段左手に2つ並ぶ“FILTER”はMoogシンセサイザーのクラシックなロー・パス・ラダー・フィルターのエミュレートを、“CUT OFF”と“RESONANCE”でコントロール。“TONE”ノブではデジタル/アナログ/テープ・エコーのディレイ・タイプをシームレスに往来可能だ。
また、エフェクトをオフにした後もディレイ・サウンドを残せるTail機能を備えており、フィードバック量は“TAIL DECAY”ノブで調整する。
ステレオ・ディレイならではのオート・パンも自由自在

LD303 Layer Delayerには、ステレオ・アウトならではのパンニング効果を活かしたオート・パン・モードを8種類搭載。パンニング・モードやスイープ幅、スイープ・スピードは細かくコントロールできる。
各パラメータはMIDIコントロール可能。ディレイ・タイムの外部機器との同期にも対応している。
多機能で多彩なサウンドを生み出すLD303 Layer Delayerは、すでに多くのアーティストによる試奏動画がアップロードされている。使いこなしの参考にしたい。
Ibanez
LD303 Layer Delayer
【特徴】
● 16分音符および3連符ディレイの音量を個別にコントロール可能
● Stereo In / Out、ディレイ信号経路に配置された FX Loop、MIDI In / Thruを装備
● デジタル/アナログ/テープ・エコーの3種類のディレイ・サウンドをシミュレート
● ロー・パス・ラダー・フィルターをシミュレート
● Tail機能(ディレイの減衰量調整)、8種類のオートパン・モード、タップ・テンポ・フット・スイッチ搭載
● 50プリセット中、20種類のファクトリー・プリセットを内蔵
● 最新ファームウェア、アップデーター、Layer Delayerアプリに対応
【価格】
49,500円(税込)
【問い合わせ】
星野楽器販売 TEL:0561-89-6900 http://www.ibanez.co.jp