『ギタリストなら絶対に聴くべき名盤40』シリーズの第4弾で取り上げるジャンルは、1980年代にスラッシュ・メタルとハードコアの融合から生まれた、“クロスオーバー・スラッシュ”です。第1回は、このシーンの立役者たるS.O.D.やD.R.I.、さらにC.O.C.という三大クロスオーバー・バンドの名盤を中心に紹介します!
選盤・文=川嶋未来
*本記事はギター・マガジン2021年4月号にも掲載しています。

『ギター・マガジン2021年4月号』
特集:90年代 オルタナ革命
1991年、オルタナ元年。
パンクがメジャーを飲み込み始めたこの年、
それまでのロック・ギターの概念を一変させる
新時代の轟音が産声をあげていた……。
ソニック・ユース、ダイナソーJr.、スマッシング・パンプキンズ、ニルヴァーナ……etc。90年代初頭に隆盛を極めたオルタナティヴ・ギタリスト達は何に影響を受け、どんな思い出ギターを弾き、どういう機材でサウンドを作っていたのか? 今なお強大な影響力を持つ彼らに焦点をあてた、ギタマガ初の90年代オルタナ特集。