まずはマーク・レッティエリのプロフィールからおさらいしておこう。ここでは、2019年3月号の『NOW』連載に掲載した「6つのトピックで知る、マーク・レッティエリ」の情報にアップデートを加えた形で、彼に関する基本情報をお届けする。
文=福崎敬太 Photo by Danny Work
2.
マークを有名にした職人集団
スナーキー・パピー。

2004年にマイケル・リーグ(b)を中心に結成された、スナーキー・パピー。主要メンバーは18人ほどいるが、それぞれ多方面で活動しているため、ライブ出演メンバーはその時々で変わる。マークは2007年頃からほぼ固定メンバーとして参加。グラミー賞で最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバムを受賞した『SYLVA』にももちろんクレジットされており、「The Clearing」ではギター・ソロも披露。名実ともにマークに一流ギタリストの仲間入りをさせたのがこのスナーキー・パピーというわけだ。
3.
マーク・レッティエリに
影響を与えたギタリストたち。
5.
Instagramも要チェック
マークのギターを堪能せよ!

マークはSNSでの発信にも意欲的。インスタグラムの@mjlettieriでは自撮りのギター・プレイも多く配信している。どれも爪弾くというレベルではなく、バック・トラックまでしっかり作り込んで、録音の質も高いのがうれしい。ジャズ、ファンクからヘヴィ・メタルまで、超ハイ・レベルなテクニックが満載なので、片っ端からコピーしていけばフレーズのネタにはきっと困らなくなるはず! さらに最新機材にも詳しいマークの愛用ペダルやアンプなども公開されているので、機材好きも要チェックだ。
6.
愛用機材リストも公開!
ギタリスト必見の公式HP。

マーク・レッティエリのオフィシャルHP(https://www.marklettieri.com)をぜひチェックしてみてほしい。“GEAR”という項目には彼が使っているギターやアンプなどの機材が詳細に記載されており、“Gibson Les Paul Standard, Dimarzio 36th Anniversay PAF pickups, 2002”など、ピックアップの交換情報まで公開。弦やピック、DAWのソフトも載せるこだわりようだ。
7.
マークを特集した
ギタマガ2019年3月号も要チェック!

ギター・マガジン2019年3月号では、30ページにわたりマーク・レッティエリの魅力に迫った特集記事を展開。ルーツやそれぞれのバンドでの活動、プレイ哲学などを語ったインタビュー、愛用機材紹介、必聴参加作ディスコグラフィ、参考譜例などを掲載しているので、未読の方は要チェック!
作品データ

『Deep: The Baritone Sessions Vol.2』
Mark Lettieri
Leopard/2021年4月16日リリース
―Track List―
01. RED DWARF feat. Daric Bennett & Justin Stanton
02. MAGNETAR feat. Adam Deitch & Shaun Martin
03. PULSAR feat. Robert “Sput” Searight
04. TIDAL TAIL
05. VOYAGER ONE feat. Nate Smith & Bobby Sparks
06. STAR CATCHERS feat. Steve Lukather, Jason “JT” Thomas, Wes Stephenson, and Philip Lassiter & The Philthy Hornz
07. BLUE STRAGGLER feat. Travis Toy
08. NEBULAE feat. TaRon Lockett, Frédéric Yonnet & Braylon Lacy
09. SUPERNOVA feat. Keith Anderson
10. SUBLIGHT
―Guitarists―
マーク・レッティエリ、スティーヴ・ルカサー