追悼ウェイン・ショーター ギタリストが奏でるショーター曲プレイリスト 追悼ウェイン・ショーター ギタリストが奏でるショーター曲プレイリスト

追悼ウェイン・ショーター 
ギタリストが奏でるショーター曲プレイリスト

3月2日、テナー/ソプラノ・サックス奏者のウェイン・ショーターが亡くなりました。89歳没。彼の功績を讃え、ここではギタリストたちが弾くショーターのオリジナル曲をプレイリストとしてまとめました。彼の先鋭的なハーモニーと作曲センス、そしてギタリストたちの演奏をお楽しみ下さい。サックスの巨匠よ、永遠に。

文/選曲=今井悠介 Photo by Paul Bergen/Redferns/GettyImages

先鋭的なハーモニーと作曲センスが光る

プレイリスト1曲目を飾るのは、現代ジャズ・ギターの帝王であるカート・ローゼンウィンケル。この「Ana Maria」を収録している『Reflections』には、同じくショーター作曲の「Fall」も入っています(プレイリスト9曲目)。

2曲目「Angola」はなんとデレク・トラックス。彼のジャズ・サイドが垣間見える演奏です。97年の『The Derek Trucks Band』にも、ショーター作曲の「Footprints」が収録されています。

5曲目「Diana」では日本が誇るジャズ・ギタリスト、渡辺香津美がショーター曲をプレイ。Ovationを使ったソロ・ギターを聴かせてくれます。

10曲目、ギターの「Footprints」と言えばパット・マルティーノの演奏でしょう。極太の弦によるダークなトーンが曲のメロディにマッチしています。

12曲目はラリー・コリエルとスティーヴ・カーンのアコギ・デュオ。人気曲「Juju」をプレイしています。冒頭からバキバキなロック精神が垣間見える演奏です。

13曲目「Nefertiti」は、西アフリカにあるベナン共和国生まれのギタリスト=リオーネル・ルエケの演奏。元々パーカッショニストだったこともあり、アフリカのリズムとジャズを見事なまでに融合させたプレイです。『Karibu』(07年)ではショーターとの共演も経験しています。

ギタリストたちにも愛される楽曲を生み出したウェイン・ショーター。ぜひショーターによるオリジナルの演奏も聴いてみて下さい。