チューナーを買う時に知っておくべきことはありますか? | ギター知恵袋:055 チューナーを買う時に知っておくべきことはありますか? | ギター知恵袋:055

チューナーを買う時に知っておくべきことはありますか? | ギター知恵袋:055

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。

Q:
実はまだチューナーを持っていません。どういうものを買えばいいですか?

A:

チューナーは、ギターのヘッドに装着して使うクリップ・タイプ、足下にエフェクターなどと並べて使う据え置きタイプの大きく2種類に分けられます(ほかにはプロ仕様のラック・マウント・タイプなど)。

クリップ・タイプは、ケーブルがなくても使用できるのが利点で、自宅はもちろん、ステージ直前の楽屋でも便利です。例えば楽器を持ってステージに出て、すぐ演奏しなければならないバンド・コンテストなどの時に活躍します。

足下据え置きタイプは、ペダル式ならオン/オフ操作がミュート機能も兼ねている機種が多く便利です。ペダル式でないものはボリューム・ペダルのチューナー・アウトなどにつなぐと良いでしょう。

いずれにせよ、機能が多すぎると設定が変わったりしてチューニングを間違える可能性があるので、初心者の頃は、ボタンなどが少ない機種を入手すると良いでしょう。そしてレコーディングをするくらいの腕前になったら、厳密なチューニング調整が可能なCENT数値まで表示される機種をお勧めします。

クリップ式チューナー
ヘッドに付けるクリップ式チューナー。初心者のうちはオン/オフのスイッチしかないくらいのシンプルなものが良い。
ケーブル接続式のチューナー3点
昔からあるケーブル接続式のチューナー(左)、CENT 数値まで表示できるタイプ(中)、オン/オフ・スイッチがありエフェクター感覚で足下に置いて使えるタイプ(右)。
ボリューム・ペダルのチューナー・アウトにつないだチューナー
チューナー・アウトがあるボリューム・ペダルならチューナーをつなぐことができます。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki