ハーモニクスが難しくて出せない | ギター知恵袋:082 ハーモニクスが難しくて出せない | ギター知恵袋:082

ハーモニクスが難しくて出せない | ギター知恵袋:082

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。

Q:
ハーモニクスを出すのが難しくてできません(泣)。

A:

まず弦をフレットに押さえつけず、軽く指が触れているだけのミュート状態にして下さい。その状態からピッキングしたら、すぐに(0.01秒後くらいと想定)左手の指をサッと弦から離すとポーンという高音が鳴る……これがハーモニクスの出し方です。

ここに書いた演奏の順番の前後が少しでもズレると綺麗なハーモニクス音は鳴りません。

また左手の指が弦に触れている場所は、“完全なるフレットの真上”です。普段弦を押さえている場所(フレットとフレットの間)ではなく、フレットの棒の真上位置であることに注意して下さい。

5、7、12フレットなどで練習してみましょう。

フレットの真上の弦に指で軽く触れ、ピッキングした直後に指を弦から離す
フレットの真上の弦に指で軽く触れておいて、ピッキングした直後に指を弦から離します。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki