指に弦の跡がつくのは、力の入れすぎですか? | ギター知恵袋:108 指に弦の跡がつくのは、力の入れすぎですか? | ギター知恵袋:108

指に弦の跡がつくのは、力の入れすぎですか? | ギター知恵袋:108

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。

Q:
左手の指で弦を押さえる力加減がわかりません。指に線ができて(跡が残って)痛くなります。力の入れ過ぎでしょうか?

A:

誰でも始めたばかりの頃は、多少は同様の状態になります。だんだん力加減を見つけていくと痛くなくなっていきます。まずは“ちょうど良い力の抜き具合を見つけること”が上達の道と言えます。

そのコツは“弦がビビらないギリギリの力具合で押さえる”ということ、そして“できるだけフレット寄りで押さえる”ということの2つです。

必要以上の力を込めていると、長時間プレイし続けることが辛くなっていきます。漠然と“押さえて弾く”のではなく、押さえる力加減や押さえている位置なども考えながら練習を進めていくことが大切です。

指先に弦の跡が付いた状態
できるだけ写真のような弦跡が指先につかなくなるようにしていきたい。ただし、この写真にはヒントがあります。意外に各指先は弦に斜めに当たっているということです。

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『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki