ついつい同じフレーズばかり弾いてしまう | ギター知恵袋:134 ついつい同じフレーズばかり弾いてしまう | ギター知恵袋:134

ついつい同じフレーズばかり弾いてしまう | ギター知恵袋:134

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
ついつい同じようなギター・フレーズばかり弾いてしまいます…。

A:

同じようなことというか、手が勝手に弾いてしまうくらい覚えこんだようなフレーズのことを手クセ・パターンといいます。この手クセ・パターンが少ないと、アドリブを演奏していても同じフレーズばかりを弾くことになりがちです。

つまり“手クセをたくさん持っている”ことは、ギターの腕前を計る1つの尺度みたいな部分があります。どんなギタリストでも、いくつかの手クセを使ってアドリブを弾いているものです。

すでに少しの手クセを持ってしまっていて、その手クセを使ってギターを弾いてしまっているのだから、“くそう! 手クセでないフレーズを弾こう!”と考えるよりも、その手クセとなっているフレーズを“さらに増やす”ことを重視して練習していったほうが良いでしょう。そう考えたほうが効率良色々なフレーズでアドリブできるようになると思います。

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『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki