暗譜という作業 | ギター上達100の裏ワザ:046 暗譜という作業 | ギター上達100の裏ワザ:046

暗譜という作業 | ギター上達100の裏ワザ:046

「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

楽曲を覚えるには ➡ 視覚効果も取り入れよう

 譜面を元に楽曲を覚える必要のある場合に、“ただ、その譜面を眺めているだけ”という暗譜法があります。クラシックの指揮者は、これを1日数時間やるそうです。

 例えば、自分がトライすることに決めた曲は、自分の手で1枚の紙にコード進行だけを書き写します。で、その紙を30分眺めます。なるべく、日にちをかけて。

 もちろん、実際のプレイでも、その紙を見ながら覚えていくわけですが、それ以外に、という話です。そして本番ライブ。譜面を見なくても、自分の演奏しているセクションが、“今、紙のどのあたりを弾いているか”を映像として思い出せるようになります。視覚としてイメージを脳裏に焼きつけることで、曲の流れを把握できるようになるわけです。

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『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2006.05.17
ISBN9784845613168

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki