歌を唄う | ギター上達100の裏ワザ:091 歌を唄う | ギター上達100の裏ワザ:091

歌を唄う | ギター上達100の裏ワザ:091

「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

メロディアスなフレーズを弾くには ➡ できるだけ歌を唄うことを避けない

 ギター弾きの中に“歌は唄いたくない”という人がいます。唄うことが苦手だからギターを持ったとも言えるのですが、できれば歌を避けないでほしいのです。ギターにも脳裏でとらえる“音程感覚”が必要で、それを養うために、自分の体内から音を発生させることが、“唄う”ということです。そして歌は、訓練で上達するものであり、歌が上手くなるとギターも上達するのです。

 “泣きのギター”、“ギターが唄う”という言葉が使われるように、感情表現は、すべての楽器において必要なことです。歌には表情というものがあり、音量の大小も含めた“押し出す”、“引く”というコントロールがあります。その表情の出し方は、多分にギターと似ており、“呼吸”にも関係あります。“息継ぎ”がギターのヒントになるのです。友人にカラオケに誘われても、黙って待っているだけでは、もったいないですよ。

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『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2006.05.17
ISBN9784845613168

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki