2年半ぶりの東京ドーム公演となったL’Arc-en-Cielのスペシャルライヴ、“L’Arc-en-Ciel LIVE 2025 hyde BIRTHDAY CELEBRATION -hyde誕生祭-”。この日のステージで、ベーシストのtetsuyaは1曲だけギタープレイを披露。そこで使用していたアンプ&エフェクターシステムを公開しよう!
取材/文=鈴木伸明 機材写真=小原啓樹
Pedalboard

【Pedal List】
①FREE THE TONE / ARC-4(プログラマブルスイッチャー)
②BECOS / CompIQ STELLA Pro Compressor MkⅡ(コンプレッサー)
③KarDiaN / CHC13(オーバードライヴ)
④Mad Professor / Electric Blue Chorus(コーラス)
⑤strymon / BigSky(リヴァーヴ)
⑥Providence / PAE-101P(パワーサプライ)
tetsuyaのベースヘッドの上に設置されたギター用エフェクター。①ARC-4があるが、各エフェクターはARC-4を介さず、直列でつながれていた。接続順は②〜⑤の番号順となっている。
Amplifiers
Matchless / HC-85 & Groove Tubes / 4×12 Cabinet


「EVERLASTING」のギタープレイで使用
幻想的な世界観が展開される楽曲「EVERLASTING」でtetsuyaが使用したギターアンプは、MatchlessのHC-85。創業者マークサンプソンが手がけた初期モデルで、1993年までにわずか25台しか作られなかったと言われているうちの1台。名機として現在も人気があるコンボタイプのHC-30と基本構造は共通しており、出力を85Wにパワーアップ、ヘッドのみのスタイルにしたバージョンと言える。tetsuyaは左側のチャンネルのみを使用していた。
キャビネットはGroove Tubesの4×12 Cabinet。スネーク柄のインパクト強いルックスだ。本番ではステージ脇にセッティングされていた。