デニス・ガルスカが手がけた、60年代後期テレキャスターの魅力を凝縮した1本 | フェンダーカスタムショップ デニス・ガルスカが手がけた、60年代後期テレキャスターの魅力を凝縮した1本 | フェンダーカスタムショップ

PR

デニス・ガルスカが手がけた、60年代後期テレキャスターの魅力を凝縮した1本 | フェンダーカスタムショップ

Fender Flagship Tokyoで取り扱うフェンダーカスタムショップの最新モデルを紹介する新連載、“Fender Custom Shop Masterpiece〜Guitar magazine Pick of the week〜”。第3回目は、シニアマスタービルダーのデニス・ガルスカが手がけた67年スタイルのテレキャスター、Dennis Galuszka Masterbuilt 1967 Telecaster Journeyman Relic, Maple Neck, Blackをご紹介。

ギター撮影=星野俊

Fender Custom Shop
Dennis Galuszka Masterbuilt
1967 Telecaster Journeyman Relic,
Maple Neck, Black

Fender Custom Shop / Dennis Galuszka Masterbuilt 1967 Telecaster Journeyman Relic, Maple Neck, Black(表)
Fender Custom Shop / Dennis Galuszka Masterbuilt 1967 Telecaster Journeyman Relic, Maple Neck, Black(裏)

デニス・ガルスカが手がけた、60年代後期テレキャスターの魅力を凝縮した1本

シニアマスタービルダーとして長年フェンダーを牽引するデニス・ガルスカが製作した、67年スタイルがベースのテレキャスター。

67年のテレキャスターの特徴として、メイプル指板(※ローズウッド指板も混在)、スティールのブリッジ・サドル、Fロゴ刻印入りのネック・プレートとペグ、3プライ・ピックガード、ナイロン・スペーサー入りのストリング・ガイド、トランジション・ロゴなどが挙げられる。

本器もその特徴を踏襲し、指板には1967年からオプションとして登場した、通称“貼りメイプル“仕様を採用。デニスが厳選したエレガントな3Aグレードのメイプル材をラミネートすることで、ギター全体に気品と存在感をもたらしている。ボディにも、彼が選び抜いた2ピース・アルダーを使用し、さらに近年人気のロースト加工を施すことで、新品でありながらもビンテージ・ライクな響きを実現。随所に宿る彼の美学とこだわりが、このモデルの完成度を一層引き上げている。

カラーは珍しいブラックで、人気のジャーニーマン・レリックにより、何十年にもわたって大事に弾かれてきた風合いを醸し出している。

マスターワインダー、ホセフィーナ・カンポスによる手巻きの67年スタイル・ピックアップを搭載しており、ビンテージ・ライクな音色はもちろん、現代の音楽にもマッチする速さやパワーも兼ね備えた1本に仕上がっている。

ホセフィーナ・カンポスによる手巻きピックアップを搭載。ブリッジ・サドルはスティール製。
ブラックのラッカー塗装はとても薄く仕上げられており、ボディの鳴りを体感することができる。
指板は貼りメイプル仕様。貼りメイプルは1967年にオプションとして導入され、1971年に廃止された。
ミディアム・ジャンボ・フレットが採用されており、快適な演奏性を実現。12フレットのポジション・マークの幅が狭いのが特徴だ。
ネック・プレートにはFロゴの刻印が入る。Fロゴの刻印は65年から導入された。
ヘッド裏にはデニス・ガルスカが製作したことを証明するシグネチャーが入れられている。

Dennis Galuszka’s Comment

2つの良さを一度に楽しめるような1本

僕は、この67年製のテレキャスターをとても気に入っています。特に大胆なデカールとラウンド・ラミネート・メイプル指板が好きですね。クォーターソーンならではの安定性と、フレイム指板の美しさ……その両方を兼ね備えているところが魅力です。まさに、2つの良さを一度に楽しめるような1本になっています。さらに安定性を高めるために、ロースト加工を施したアルダー・ボディを採用しています。

僕自身の生まれ年が1967年なので、それもこのモデルに特別な思い入れがある理由の1つかもしれません。

Dennis Galuszka

デニス・ガルスカは高校を卒業後、家具製作会社に入社し、家具職人と並行してアコースティック・ギターの製作を13年間続けていた。ドラマーとしても優秀で、1999年にバンドのオーディションを受けた際、そのバンド・メンバーにたまたまフェンダーマスタービルダーが所属しており、それがきっかけでカスタムショップでのキャリアをスタートさせる。

家具とアコースティック・ギターの製作で磨いた彼の高い木工技術は瞬く間に話題になり、わずか8ヵ月の見習い期間を経てマスタービルダーへの昇格を果たす。

それからはポール・マッカートニーやアンディ・サマーズを始め、ジョニー・マー、パトリック・スタンプ(フォール・アウト・ボーイ)など、世界のトップ・アーティストの楽器を手がけてきた。クラシックなフェンダー・スタイルに、ド派手なカラーリングやダブル・ネックといった仕様を盛り込むのもデニスの特徴である。

Fender Custom Shop
Dennis Galuszka Masterbuilt
1967 Telecaster Journeyman Relic,
Maple Neck, Black

【Specifications】
●ボディ:2Pセレクト・ローステッド・アルダー
●ネック:クォーターソーン・メイプル
●指板:3Aフレイム・メイプル
●ネック・シェイプ:60 Style C Back-Shape
●スケール:25.5インチ(64.77cm)
●ラジアス:9.5インチ(241mm)
●フレット:ミディアム・ジャンボ
●フレット数:21
●ナット:Bone
●ナット幅:1.650″インチ(42mm)
●ピックアップ:Custom Shop Hand-Wound Josefina ’67 Single-Coil Tele(フロント/リア)
●ペグ:Schaller F Tuner
●ブリッジ:’67 Vintage-Style
●コントロール:マスター・ボリューム、マスター・トーン、3wayピックアップ・セレクター
●付属品:デラックス・ハードシェル・ケース、ストラップ、カスタムショップ特別認定証

【販売価格】
1,460,800円(税込)

【問い合わせ】
フェンダーミュージック TEL:0120-1946-60
https://jp.fender.com/products/dennis-galuszka-masterbuilt-1967-telecasterjourneyman-relic-maple-neck-black

Fender Flagship Tokyoのここが見どころ!

Fender Flagship Tokyoの最上階・3階は、“ドリーム・ファクトリー”と称される、カスタムショップ専用の特別なフロア。ここでは、世界最高峰のクラフトマンシップが息づくギター/ベースの世界に、じっくりと没入することができる。フロア内には、カスタムショップに精通したスペシャリストによる案内のもと、試奏やオーダーの相談ができる完全個室も完備。プライベート空間で、納得のいくまでカスタムショップのギターやベースと向き合うことができる。個室を利用する際は、来店前に公式サイトから事前予約をしよう。

Fender Flagship Tokyo

  • 所在地:東京都渋谷区神宮前1-8-10
  • 営業時間:11:00~20:00(年中無休/年末年始を除く)