ジミ・ヘンドリックスを始め、ジミー・ペイジやアルバート・リーなど、多くのギタリストに愛されたアンプ・ブランド、SUPRO。
その歴史は1930年代にまで遡り、シカゴのサウスサイドシーンで生まれたSUPROのサウンドは、ブルースやロックの代名詞となるトーンを生み出した。
一方、ロック、ブルースを基調としながら、最新の音を鳴らすGLIM SPANKY。彼らとSUPROとの出会いによって生み出されるギター・サウンドとは?
彼らに話を聞くと共に、試奏レビューも敢行! SUPROの魅力を探っていこう。
Presented by サウンドハウス
取材・文:尾藤雅哉(BITTERS) 撮影:星野俊
第一章 GLIM SPANKYが語る、ギター・サウンドの根幹
GLIM SPANKYにおける音作りにおいて、歌を最大限に活かす痛快なギター・サウンドは欠かせない。ことにギター・アンプに関しては、どのようなこだわりがあるのだろうか? 松尾レミと亀本寛貴の2人に話を聞こう。
インタビュー 松尾レミ & 亀本寛貴

自分の歌声にちょうどいい距離感で寄り添ってくれる ── 松尾レミ
松尾さんは、現在DELE GATE CUSTOM Blackをメイン・アンプとして愛用していますが、Suproに惹かれた理由は?
松尾レミ GLIM SPANKYの4thアルバム『LOOKING FOR THE MAGIC』(2018年)のレコーディングでLAに行った時に、スタジオに置いてあった1965年製のビンテージ・アンプを弾いたのがSuproとの最初の出会いでした。その時にSuproのギターと組み合わせて弾いたんですけど、すごく良い音だったんです。
そのあと日本に帰ってきてから楽器屋で亀本が同じ年式のアンプを見つけてくれて、すぐに購入しました。
Suproは、アンプの見た目やブランド・ロゴも可愛いし、まわりで使っている人がいなかったというのもポイントでしたね。
松尾さんの歌声とSuproアンプの相性は?
松尾 すごく歌いやすいので、自分の声との相性は良いと思います。
ギターを弾きながら歌った時、歌声に馴染みすぎることもなく、かといって遠すぎることもなく……ちょうどいい距離感で寄り添ってくれる印象がありますね。
Suproアンプに共通する魅力は?
松尾 音を鳴らした時に、いい意味で“キレイすぎない”ところがとても好きです。クリーン・トーンを例に挙げると、濁りのないクリアな音色というよりも、どこか“ダーティな要素”が入っていないと嫌なんですよね。
Suproのアンプには、そういう魅力的な部分がちゃんと入っているので、ギターをかき鳴らした時の音がカッコよくて好きなんです。
亀本寛貴 Suproアンプの特徴で共通しているのは、マイルドで魅力的な“中音域”だと思います。ダイナミックレンジが広くて扱いやすいし、Suproにしか出せない独特の音色があるので、僕の場合はレコーディングで上モノ・フレーズを味付けとして入れる時に活躍してくれるイメージがありますね。
あと、音にも見た目にも、古き良きアメリカの雰囲気が残っているような印象があります。
松尾 私はアンプに搭載されているトレモロがめちゃくちゃ好きなんですよ。すごくイケてる音で、マジで最強ですね(笑)。1960年代のサイケデリックな雰囲気が漂ってくる音なので、演奏しているとあの時代に思いを馳せることができるんです。そういうロマンを感じる部分にも信頼を寄せています。
私は機材オタクではないので、選ぶ判断基準は感覚でしかないんですけど、いかに自分のアイデンティティや大切にしているカルチャーと繋がれるかって部分をすごく大事にしていて。
その点、Suproは自分が音楽を表現するうえで大切にしているところとサウンドがちゃんとリンクしてくれる感覚がありますね。
音楽的な表現を生み出すうえで真空管アンプを鳴らすことは非常に大切 ── 亀本寛貴
最後に楽器プレイヤーとして“Myアンプ”を持つことの大切さについて教えて下さい。
亀本 個人的にギターの音作りにおいて大切なのは、ギターのピックアップとアンプだと感じていて……ライブやリハーサルに自分のアンプを持ち込んでやるのか、それとも現地で借りて演奏するのかでパフォーマンスのクオリティには雲泥の差が生まれてくると思うんですよ。
極端な話、ギターは譜面的な情報を送る装置的なものであって、音色を決定づけるのに楽器として重要なのは“アンプとエフェクター”だったりもする。
なので僕としてはエレキ・ギターをちゃんとした音で出したいのであれば、自分のアンプはマストで必要だと感じます。
ライブでもレコーディングでも、アンプの音をマイキングして多くの人に届けているということを考えると、ロック・バンドが音楽的な表現を生み出すうえで、自分のアンプをちゃんと鳴らすことは非常に大切なことだと思います。
松尾 ギターとアンプのセットを人間の体として考えると……アンプは“声帯”だと思います。なので自分の声帯=アンプを持つことで、歌いやすくなるし、何より演奏面において安心感が増しますね。
たまにライブハウスやリハスタで違うアンプを使うこともあるんですけど、その時は自分の気持ちが歌に乗るまでに時間がかかるような感覚があるんですよ。
でもMyアンプという“自分の声”を手にいれることによって、そういった不安から解放されるので、結果として表現する音楽のクオリティは大きく変わってくると思います。
やっぱり自分の好きな道具を使って音楽を表現するのってロマンがあるじゃないですか。私自身、ロックの歴史を愛しているので、過去の偉大なミュージシャンと同じ機材を使うことで、連綿と続いてきたロックの歴史のファミリー・ツリーに自分も連なっていることを感じられますからね。
私と同じようにロックを愛していて、その歴史の中に身を置きたい人にはSuproアンプをオススメしたいです。


松尾レミが愛用するSUPROアンプ〜DELEGATE CUSTOM Black

ハイグレードなパーツを使用し、Suproアンプの頂点を再定義
“Suproアンプの頂点を再定義する”をテーマに開発されたDELEGATE CUSTOM Black。
出力25Wのチューブ・アンプで、高品質なアンプ用トランスの製造で知られるマーキュリー・マグネティクスの最高級トランスを始め、高品位なスプリング・リバーブ、セレッション製の12インチ・グリーンバック・スピーカーの搭載など、ハイグレードなパーツを使用して製造されたモデルだ。
コントロールは、VOL、TREB、MID、BASS、VERB、MASTERというシンプルな構成となっている。
VOLツマミを上げることで得られるクリアで温かみのあるオーバードライブ・サウンドも絶品で、深めに歪ませた場合でも弾き手のタッチ・ニュアンスをダイレクトに出力してくれるため、気持ちよく演奏することができるだろう。
また各EQのツマミの可変幅が広いので、より細かい部分までじっくりと音作りを楽しむことが可能だ。
演奏に心地よい奥行きと広がりを与えてくれるナチュラルな残響効果のスプリング・リバーブもポイント。
ビンテージ・アンプのニュアンスと現代的なサウンドを併せ持つ質実剛健な実力派コンボ・アンプだと言えるだろう。
── Impression ──
特に重厚な歪みサウンドは、自信を持って“良い音”だと言えますね
松尾 現在、私が愛用しているアンプなんですが、ガチで良い音がしますね。
ほかのモデルと弾き比べてみて気づいたんですけど、Suproのラインナップの中でこの機種だけ方向性が違うように感じていて……言うなればブティック・アンプのような高級感のある音がします。
特に重厚な歪みサウンドは、自信を持って“良い音”だと言えますね。この音を背中で感じながら演奏すると、すごく気持ちよく歌うことができるんですよ。
改めてふくよかで豊かな音がする万能なアンプだということを再確認することができました。
亀本 第一印象は、いい意味で“Suproらしくない”でした(笑)。ビザールな感じではなく、圧倒的な高級感があります。個人的には、音からも見た目からも“王道ブリティッシュ・アンプ”な雰囲気を感じましたね。
音に関しては、VOLを上げてドライブさせた時にクリーンの成分を残したまま歪み成分が増えていくところが魅力的だと思います。しかもゲイン・レベルをかなり上げてもヘッドルームの出力に余裕があるので、さらにブースターやファズなどの歪みエフェクターを組み合わせた“プラス・アルファ”の音作りもできる。
そうやって自分の好きな音をどんどん突き詰めていくことができるアンプだと思います。EQの効きも良いので、色んな機材を組み合わせながら音作りを楽しめると思います。
SUPRO
DELEGATE CUSTOM Black
【スペック】
●出力:25W
●スピーカー:Celestion G12M Greenback
●コントロール:Vol, Treb, Mid, Bass, Verb, Master
●真空管(チューブ)【 プリ管】3×12AX7, 1× 12AT7【 パワー管】2×6V6
●入出力:INPUT,SPEAKER JACK(1x 8-ohm),TS Single Footswitch
●カラー: Black
●サイズ:51(w)×25.5(d)×44.5(h)cm
●重量:16.5kg
【価格】
498,000円(税込)
※記事掲載時の価格です
【問い合わせ】
サウンドハウス https://www.soundhouse.co.jp TEL:0476-89-1111(成田)/0885-38-1111(徳島)
第二章 SUPRO現行機種の魅力
ここでは現行機種の主要ラインナップを紹介。GLIM SPANKYの2人によるレビューをお届けしよう。どれもSUPROブランドのギター・アンプであるが、それぞれの個性が光る逸品である。
BLACK MAGICK COMBO

伝説の名機のDNAを継承した幅広いジャンルに対応する能力
ジミー・ペイジがレッド・ツェッペリンの1stアルバムのレコーディングで使用し、Suproというブランドの名前を世界に知らしめたModel 24。この伝説の名機のDNAを継承し、現代の音楽シーンでも使えるようにアップデートを施したのがBLACK MAGICK COMBOだ。
中域にコシのある甘いクリーン・トーンから絶品のオーバードライブ・サウンドまで生み出す1台で、ブルースからロックンロール、ハードロックまで幅広いジャンルに対応する能力を備えている。
さらに本機のために設計されたカスタム・スピーカーによって、解像度の高いサウンドを出力することが可能だ。
またトレモロとリバーブが搭載されているため、より表情豊かなサウンドメイクを楽しむことができる。
シンプルでクールな外装もポイント。伝説のサウンドを現代に解き放つ、まさに“黒魔術”のような実力をぜひ体感してほしい。
── Impression ──
王道のロックンロールだけでなく、歌もの曲のバックで使っても活躍できる。
松尾 まず“黒魔術”って名前がカッコいい!
音に関しては、パワーがあって、すべての帯域がキレイに出ているような印象です。“Suproらしい音”を生み出すAmulet 1×10に比べて、本機は幅広いジャンルや演奏スタイルに対応する守備範囲を持ったアンプだと思います。
試奏して感じたのは、“この音色を生かしたロックをやりたい!”というイメージでした。アンプから鳴り響く音色に触発されて、曲のイメージや色んなアイディアが沸いてきたんです。
弾き手の創造力を刺激するようなアンプだと思います。
亀本 1960年代の質感を持った音が作れますね。ガッツリと歪むというよりは、ヘッドルームに余裕のある心地よいオーバードライブ・サウンドといった印象で、特に中音域が魅力的だと感じました。
テンション・コードのカッティングをクランチで弾いても、すごく歯切れが良かったので、J-POPのような歌もの曲のバックで使っても活躍すると思います。
個人的には、アンプのマスター・トーンで高域にフォーカスしたサウンドを作ったあと、ギター本体のトーンでローを足しながらバランスを取って作った音がすごくカッコよくて好きでした。
SUPRO
BLACK MAGICK COMBO
【スペック】
●実効出力:25W – Class A
●スピーカー:1×12″ Jensen P12Q
●コントロール:Volume 1, Volume 2, Treble, Bass, Speed, Depth
●真空管(チューブ) 【プリ管】4×12AX7 【パワー管】 2×6973
●サイズ: 52(w)×47.6(h)×22.2(d)cm
●重量:18kg
【価格】
158,000円(税込)
※記事掲載時の価格です
【問い合わせ】
サウンドハウス https://www.soundhouse.co.jp TEL:0476-89-1111(成田)/0885-38-1111(徳島)
AMULET 1×10

様々なシチュエーションで実現できる力強いドライブ・サウンド
伝統的なSuproアンプの遺伝子を受け継ぐAMULET 1×10。ライブをするギタリストのために設計されたというモデルで、コンパクト・サイズの筐体ながらさまざまなシチュエーションに対応する実力を秘めた1台に仕上がっている。
1W/5W/15Wと出力が切り替えられるパワー・アッテネーターが搭載されており、自宅演奏/スタジオ練習/ライブまで使用することが可能。パワー管に6L6を採用したクラスA回路のアンプで、滑らかで力強いドライブ・サウンドを創出する。
ピッキング・ニュアンスに対する音の追従性も抜群なので、弾き手の表現力をダイレクトにサウンドへと反映してくれることだろう。
いかなる場所にも自分の好きなSuproサウンドを持ち運ぶことができる、まさに“お守り(Amulet)”のようなアンプだ。
── Impression ──
コードの響きが明瞭に響くような “これぞスプロ!”って感じのサウンド
松尾 “これぞSupro!”って感じのサウンドですね。私が持っている1960年代製のビンテージSuproアンプに一番近いフィーリングを感じました。
空気感を含んだモコっとした真空管サウンドで、音量を上げていっても耳に痛くないですね。歪ませた時でも、高音のキラッとしたところが残ってくれるので、コードが明瞭に響くような気がしました。このアンプの音はとても好きですね。
トレモロのかかり方は、ビンテージに比べてキレイなので使いやすいと思います。
ビンテージ・ライクなサウンドを求めている人にはバッチリ合いますね。
亀本 今回試奏した中で、一番トラディショナルなSuproサウンドだと感じました。ビンテージなフィーリングを持ったモデルで、独特の“渋い音”が魅力的だと思います。ゴロンとしたミドルの感じがとてもカッコいいですね。
僕が使うとしたら……まずは自分の好きな音色を作り、それを軸にエフェクターなどでバリエーションを出していくと思います。
このアンプでしか出せない音があるので、レコーディングで“ここぞ!”という場面で使えばフレーズに存在感を出すことができるし、ライブで2台のアンプを切り替えながら演奏してみるのも面白いかもしれません。
あと3段階で出力を切り替えられるんですけど、歪みの質感も変化するのでシチュエーションに合わせて使い分けができるのも便利だと思います。
SUPRO
AMULET 1×10
【スペック】
●実効出力:1W / 5W / 15W
●コントロール: Volume, Treble, Bass, Reverb, Speed, Depth, Master, Wattage
●真空管(チューブ) 【プリ管】3×12AX7, 1×12AT7 【パワー管】1×6L6
●スピーカー: Celestion Creamback 10
●サイズ: 43.2(w)×20.3(d)×44.5(h)cm
●重量: 13.1kg
【価格】
148,000円(税込)
※記事掲載時の価格です
【問い合わせ】
サウンドハウス https://www.soundhouse.co.jp TEL:0476-89-1111(成田)/0885-38-1111(徳島)
Delta King 12 Tweed & Black

現代のユーザーから求められる機能をクラシックな筐体に集約
クラシックなツイードの筐体にブラックのコントラストが映えるDelta King 12 Tweed & Black。
1960年代のSuproアンプを現代的にアップデートしたモデルで、ビンテージ・ライクな見た目の小型アンプながら、スプリング・リバーブやFETを使用したブースト機能、Pigtronix FATハイゲイン・モードなどを搭載。幅広いサウンドメイクに対応する機能と実力を備えている。
さらにダイレクト・レコーディング用プリアンプや、バッファード・ライン・アウトを装備しているため、ライン・レコーディングにも対応するなど、現代のユーザーから求められる機能が小さな筐体に集約されている。
真空管は、プリ管に12AX7、パワー管に6L6という組み合わせ。クラシックなSuproアンプを全力で響かせてくれるのもポイントだ。
── Impression ──
ビンテージ・トーンを楽しみたい人は、一発でハマるんじゃないかな。
松尾 レトロな見た目なのに、細かい部分の機能性が現代版にアップデートされているところが最高ですね。見た目はクラシック・カーなのに、中身は現代の仕様になっているみたいな(笑)。
プリミティブなアンプ・サウンドは、“レトロなロック感”がありました。私の好きな音だったので、弾いた瞬間からすごくしっくりきましたね。
亀本 小型アンプなんだけど、筐体全体が“爆鳴り”している印象です。
ガッツリと歪ませた時も右手のアタック感が残ってくれるし、ブースト・スイッチを使えば、さらにもう一段階プッシュしたディストーション・サウンドを作ることができるのも嬉しいポイントですね。
自宅でも本格的なビンテージ・トーンを楽しみたいという人は、一発でハマるんじゃないかな。
ライン出力といった現代の制作環境にも対応する機能を備えていながら、価格は10万円を切っているという点も素晴らしいと思います。
SUPRO
Delta King 12 Tweed & Black
【スペック】
●出力:15W
●スピーカー:1×12″ CUSTOM DK12 SPEAKER
●コントロール:VOL、BOOSTスイッチ、DRIVEスイッチ、TREBLE、BASS、REVERB、MASTER
●真空管(チューブ) 【プリ管】1×12AX7 【パワー管】1×6L6
●入出力:INPUT、LINE OUT、Boost/Drive FTSW、Power Amp Input
●カラー:Tweed & Black
●サイズ:43(w)×19(d)×41(h)cm
●重量:13kg
【価格】
85,800円(税込)
※記事掲載時の価格です
【問い合わせ】
サウンドハウス https://www.soundhouse.co.jp TEL:0476-89-1111(成田)/0885-38-1111(徳島)
コラム:先人たちが愛したSUPROの歴史
1930年代のアメリカ・シカゴにて、National strings instrument co.とDoblo社が合併して誕生したValco。その傘下ブランドとして設立されたのがSuproだ。
Suproは、地元シカゴのブルースマンを始め、ジミ・ヘンドリックスやジミー・ペイジ、アルバート・リーといった伝説の名手たちに愛された楽器ブランドで、特にジミ・ヘンドリックスがリトル・リチャードやアイズレー・ブラザーズとのツアーでThunderboltを使用したり、レッド・ツェッペリンの1stアルバム『レッド・ツェッペリン I』のレコーディングでSupro製のModel 24が全曲にわたって活躍したという話は、ブランドを象徴する有名なエピソードだと言えるだろう。
しかし1968年にValcoが倒産すると、それに伴いSuproも表舞台から姿を消すことになる。そのため我々がSuproのサウンドを手に入れるには、長らく繊細な扱いが求められるビンテージ・アンプを手に入れるしか方法がなかった。
しかし2013年にPigtronixの親会社であるAbsara AudioがSuproの商標を取得し、Suproは45年ぶりに復活を遂げることとなる。
現在では、伝統的な真空管回路を踏襲しながら、出力を調整できるアッテネーターやドライブ・チャンネル、ライン出力といった機能を搭載するなど、現代の音楽シーンに対応できるようにアップデート。往年の名機の遺伝子を受け継ぐモデルや、現代のニーズに合わせた新製品を製造するなど、伝統と革新を融合させながら、ジャンルを選ぶことなく活躍する製品を数多く世に送り出している。
GLIM SPANKY プロフィール


松尾レミと亀本寛貴による男女二人組ロック・ユニット。
ハスキーでオンリーワンな松尾の歌声と、ブルージーで情感深く鳴らす亀本のギターが特徴。2007年に結成、2014年にメジャー・デビュー。以降、数々の楽曲が話題を呼び、2018年には日本武道館ワンマンライブを成功させている。
2025年4月、書き下ろしによる新曲「衝動」がCMに起用。2025年6月からは、全国ツアー「All the Greatest Dudes Tour 2025 “Another One”」が開催される。