マイク・キャンベルがトム・ペティと反抗的サウンドを鳴らした“Red Dog” デニス・ガルスカが完全再現|フェンダーカスタムショップ Vol.26 マイク・キャンベルがトム・ペティと反抗的サウンドを鳴らした“Red Dog” デニス・ガルスカが完全再現|フェンダーカスタムショップ Vol.26

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マイク・キャンベルがトム・ペティと反抗的サウンドを鳴らした“Red Dog” デニス・ガルスカが完全再現|フェンダーカスタムショップ Vol.26

Fender Flagship Tokyoで取り扱うフェンダーカスタムショップの最新モデルを紹介する連載、“Fender Custom Shop Masterpiece〜Guitar magazine Pick of the week〜”。第26回目は、Limited Edition Masterbuilt Mike Campbell 1972 “Red Dog” Telecasterをご紹介。

文=鈴木誠 ギター撮影=星野俊

Fender Custom Shop
Limited Edition Masterbuilt
Mike Campbell 1972 “Red Dog” Telecaster

Fender Custom Shop / Limited Edition Masterbuilt
Mike Campbell 1972 “Red Dog” Telecaster(前面)
Fender Custom Shop / Limited Edition Masterbuilt
Mike Campbell 1972 “Red Dog” Telecaster(背面)

1972年製の“Red Dog”を再現!
マイク・キャンベルとのコラボによって生まれた1本

ロックとポップス界を代表するギタリスト、マイク・キャンベルとのコラボレーションによるテレキャスターがついに日本へ上陸。フェンダーとフェンダーカスタムショップのそれぞれからリリースされる。

モデルとなったのは“Red Dog”と呼ばれる1972年製のテレキャスター。キャンベルがギター教室の教え子から手に入れた時点で追加されていた、2基のハムバッキング・ピックアップやビグスビー・ユニット、内蔵ブースト回路といった特徴を再現している。

キャンベル自身の語るところによれば、Tom Petty and the Heartbreakers“Refugee(逃亡者)”のレコーディングにおいて、その反抗的なメッセージに合うサウンドとして選ばれたのがこの“Red Dog”だったそうだ。そして、同曲のミュージック・ビデオにも登場。赤というボディ・カラーにも反抗的なイメージがあったと振り返っている。

中でもフェンダーカスタムショップから登場するLimited Edition Masterbuilt Mike Campbell 1972 “Red Dog” Telecasterは、シニア・マスタービルダーのデニス・ガルスカが製作を担当。その特徴的な外観や改造をより詳細に再現した。

ボディ・カラーは、キャンディ・アップル・レッドが経年で退色したようなオレンジ寄りの色味を表現。ピックアップは3基ともアーケイン製のビンテージ仕様で、ブースト回路はビンテージサウンドに造詣の深いアナログマンが担当している。

無二のサウンドと存在感を放つ“Red Dog”を、マスタービルトならではのマニアックと言えるほどのリアリティで再現した1本。ロック史を飾る伝説がここに蘇る。

オリジナルの年代にマッチした“F”マーク入りのペグを採用。ヘッド裏にはデニス・ガルスカが製作したことを示すマークも。
オリジナルの年代にマッチした“F”マーク入りのペグを採用。ヘッド裏にはデニス・ガルスカが製作したことを示すマークも。
2基のハムバッカーは、一般的なテレキャスターと異なる重厚な低音とパワフルさを持つ。リアは伝統的なテレキャスター・サウンドだ。
2基のハムバッカーは、一般的なテレキャスターと異なる重厚な低音とパワフルさを持つ。リアは伝統的なテレキャスター・サウンドだ。
ビグスビーB5Fユニットを搭載。スプリングは、脱落しないように結束バンドでベース部分に固定されている。
ビグスビーB5Fユニットを搭載。スプリングは、脱落しないように結束バンドでベース部分に固定されている。
コントロール・プレートに追加されたプッシュ・スイッチ。“Destruct”回路は+34dBのブースト量を誇る。
コントロール・プレートに追加されたプッシュ・スイッチ。“Destruct”回路は+34dBのブースト量を誇る。
ストラトキャスター・タイプの5ウェイ・セレクターを搭載。豊富なサウンド・バリエーションを出力。
ストラトキャスター・タイプの5ウェイ・セレクターを搭載。豊富なサウンド・バリエーションを出力。
ボディ・バックの6弦ブッシュが失われているのも、オリジナルの個体をマニアックなまでに再現したポイント。
ボディ・バックの6弦ブッシュが失われているのも、オリジナルの個体をマニアックなまでに再現したポイント。

Dennis Galuszka’s Comment

小さなディテールの積み重ねこそが、
このギターの個性と完成度を形作っています。

このギターは、オーナーの手に渡る前から、さらにツアー中にもテクニシャンによって数多くのカスタマイズが施されてきた、非常に特別な1本です。

そのため無数の細かなディテールが存在し、それらを忠実に再現することは大きな挑戦となりました。特に、必要な要素をすべてコントロール・キャビティ内に収める作業は簡単ではありません。しかし、そうした小さなディテールの積み重ねこそが、このギターの個性と完成度を形作っています。搭載されたブースト回路は強力なオーバードライブを生み出しながらも、ボリュームを絞ることで美しいクリーンに戻すことができ、なおかつしっかりとした存在感を保ちます。サウンドは非常に多彩で、この1本の中に様々な表情が共存しており、多くのプレイヤーにとって新たな発見があるはずです。

また、このモデルの背景には、幼い頃から親しんできたトム・ペティの音楽と、マイク・キャンベルによる印象的なギター・プレイがあります。彼のソロは単なるフレーズではなく、ボーカルと同じように楽曲の一部として深く刻まれる存在であり、その音楽性がこのギターにも色濃く反映されています。

Fender Custom Shop
Limited Edition Masterbuilt
Mike Campbell 1972 “Red Dog” Telecaster

【Specifications】
●ボディ:2ピース・アルダー
●ネック・指板:1ピース・メイプル
●ネック・シェイプ:60 Style Oval “C”
●スケール:25.5インチ(64.77cm)
●ラジアス:7.25インチ (184.1mm)
●フレット:ビンテージ・アップグレード 45085
●フレット数:21
●ナット幅:1.650″ (42 mm)
●ピックアップ:Custom-Voiced Arcane, Inc. Humbucker(フロント/センター)、Custom-Voiced Arcane, Inc. Telecaster Single-Coil(リア)
●ペグ:Schaller F Key
●ブリッジ:Fender/Bigsby B5 Bridge and Tailpiece
●コントロール:マスター・ボリューム、マスター・トーン、”Destruct”ボタン、5wayピックアップ・セレクター
●付属品:カスタム・ビンテージスタイル・ケース、カスタム・ピック、ストラップ、カスタムショップ特別認定証

【販売価格】
3,256,000円(税込)

【問い合わせ】
フェンダーミュージック TEL:0120-1946-60

Fender Flagship Tokyoのここが見どころ!

フェンダーを象徴するエレキ・ギター“テレキャスター”と、エレキ・ベース“プレシジョン・ベース”の誕生75周年を記念し、期間限定のポッドキャスト番組“Fender Radio Tokyo”が2026年4月1日(水)よりスタートした。番組には、向井秀徳や長岡亮介を始めとしたフェンダー製品を愛用するアーティストや専門家など、多彩なゲストが出演。ギター・マガジン編集部も登場予定だ。

収録は、Fender Flagship Tokyoの1階に設置された“Fender Radio Tokyo 特設ステーション”にて公開形式で実施。収録された内容は、後日Spotify、Apple Podcast、Amazon Musicなどのプラットフォームで無料配信される。

公開収録ではゲストによるトークを間近で体験できるほか、リスナーおよび来場者を対象としたプレゼント企画も実施中。Fender Flagship Tokyoで1,000円以上購入し、さらに毎月発表されるマンスリー・キーワードをスタッフに伝えるとオリジナル・ステッカーがもらえる。

Fender Radio Tokyo特設ページ
https://jp.fender.com/pages/fender-radio-tokyo

※カスタムオーダーを希望する場合は、予約(こちら)が必要。

Fender Flagship Tokyo

  • 所在地:東京都渋谷区神宮前1-8-10
  • 営業時間:11:00~20:00(年中無休/年末年始を除く)