Yukihide“YT”TakiyamaがB’zの横浜アリーナ公演で使用した10本のギター Yukihide“YT”TakiyamaがB’zの横浜アリーナ公演で使用した10本のギター

Yukihide“YT”TakiyamaがB’zの横浜アリーナ公演で使用した10本のギター

最新アルバム『FYOP』を引っ提げたB’zの全国アリーナ・ツアー“B’z LIVE-GYM 2026 -FYOP+-”。5月30日(土)の横浜アリーナ公演では、『FIFAワールドカップ2026』の日本テレビ系サッカーテーマソングになった新曲「完全無欠」が初披露されるなど、圧倒的なパフォーマンスで訪れたファンを熱狂させた。ここでは、近年B’zのライブでサポート・ギタリストを務めるYukihide“YT”Takiyamaが、同公演で使用した10本のギターを紹介しよう。

文=鈴木伸明 機材撮影=星野俊 人物撮影=©︎VERMILLION

YT’s Guitars

ESP
YT Custom V “B-lu”

ESP/YT Custom V “B-lu”(前面)
ESP/YT Custom V “B-lu”(背面)

深みのあるブルーが印象的なYTシグネチャー

エレキ&アコースティック・ギターのサポートにとどまらず、コーラスとしても存在感を放ち、八面六臂の活躍を見せたYT。ライブのメイン・ギターは、ESPのシグネチャー・モデルYT Custom V “B-Lu”であった。

一見ブラックに見えるが、モデル名のとおり深みのあるブルー・フィニッシュが施されており、1弦側のジョイント部を深めに削った左右非対称ボディが特徴。ボディとネックはマホガニー、指板はローズウッド。

ピックアップはSeymour Duncanで、フロントにSH-1n ’59、リアにSH-4 JB Modelを搭載。1弦がピックアップに引っかからないようにテープで保護されている。

コントロールは2ボリューム、2トーン。


Gibson USA
Firebird 2019

Gibson/Firebird 2019(前面)
Gibson/Firebird 2019(背面)

ミニ・ハムバッカー搭載の2019年製ファイアーバード

2019年製のギブソンUSAファイアーバード。ボディはマホガニー、ネックはマホガニー/ウォルナットの9プライでスルー・ネック構造、指板はローズウッドという仕様。

ペグはGroverのミニ・ロトマチックを搭載。

オリジナルのミニ・ハムバッカーによるエッジの立ったトーンが特徴で、「ZERO」や「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」などで本器を使用した。


Martin
OMC-41

Martin/OMC-41(前面)
Martin/OMC-41(背面)

限定生産のリッチー・サンボラ・モデル

2006年限定発売されたリッチー・サンボラのシグネチャー・モデル、OMC-41。フィニッシュは“サンボラ・サンバースト”と呼ばれる明るいカラー。

カッタウェイが入ったOMサイズのボディ、ヘッドのトーチ・インレイにはハート&クロスのデザインが組み合わされ、指板にはスタイル45と41のみに採用されるヘキサゴン・インレイが入った豪華仕様。

ライブではスタンドにセットして使用されていた。


1978 Gibson
Les Paul Custom

Gibson/1978 Les Paul Custom(前面)
Gibson/1978 Les Paul Custom(背面)

貫禄を醸し出す78年製レス・ポール・カスタム

1978年製のギブソン・レス・ポール・カスタム。それ以前のレス・ポール・カスタムはパンケーキ・ボディと呼ばれる積層構造だったが、この時期からメイプル・トップ、マホガニー・バックの伝統的ボディに回帰。ネックは3ピースのメイプルにエボニー指板を組み合わせている。

ネック裏は広範囲で塗装が剥がれ、メイプルが剥き出しに。トラスロッド・カバーははずされている。

ピックアップやブリッジの状態から、かなり弾き込まれてきたことが伝わってくる。


EDWARDS
E-SA-STD

EDWARDS/E-SA-STD(前面)
EDWARDS/E-SA-STD(背面)

P-90を搭載したセミアコ・モデル

ESPが展開するEDWARDSのセミ・アコースティック・モデルE-SA-STDに、ハムバッカー・サイズのP-90タイプ・ピックアップを2基搭載したモデル。

ボディはメイプル、センター・ブロックはマホガニー、ネックはマホガニーで、指板はローズウッド。ブロック・タイプのポジション・マークとチェリー・レッドのボディ・カラーが映える。

ステージでは「ねがい」でプレイされた。


1969〜1971 Fender
Telecaster

Fender/Telecaster(前面)
Fender/Telecaster(背面)

70年前後に製造されたビンテージ・フェンダー

1969〜71年製フェンダーのテレキャスター。経年変化で黄みがかったホワイトのボディに、メイプル1ピース・ネック、ホワイトのピックガードという組み合わせが渋い雰囲気を醸し出している。

ストリング・リテイナーは1つで、ペグは1967年から採用されたFチューナーを装備。ブリッジ・サドルは6wayタイプに交換されている。

「イチブトゼンブ」で使用された。


2003 Gibson Custom
SG Elegant

Gibson/SG(前面)
Gibson/SG(背面)

メイプル・トップ材を組み合わせた豪華SG

2003年製ギブソン・カスタムのSG。Elegantシリーズとして登場したモデルで、メイプル・トップ+マホガニー・バックのボディにブルー・バーストのフィニッシュを施し、ゴールド・パーツを組み合わせている。

ボディにはメイプルの杢目が浮かび上がり、豪華な雰囲気を醸し出している。ポジション・マークはアバロン・インレイ、ピックアップはBurstbuckerを2基搭載。

「鞭」で登場。


Taylor
814e

Taylor/814e(前面)
Taylor/814e(背面)

半音下げチューニングで使用されたアコギ

Taylorのフラッグシップ・ラインである800シリーズを代表するモデル、814e。本器はカッタウェイのないボディに、ESピックアップ・システムを内蔵していることが特徴。

半音下げチューニングにセットされ、専用スタンドに固定された状態で使用。立奏時、吊り下げているエレキ・ギターが当たって打音が出ないよう、背面にはマットが貼られている。

「The ⅢRD Eye」、「さまよえる蒼い弾丸」で登場した。


ESP
MA-CTM

ESP/MA-CTM(前面)
ESP/MA-CTM(背面)

「ultra soul」でも登場したESP製の人気機種

ESPのMA-CTM。通常はEMGピックアップが搭載されているが、本器はSeymour Duncan製(フロント=SH-1n ’59、リア=SH-4 JB)に換装し、フロント・ボリュームの位置を変更するなど、カスタマイズが施されている。

ボディはシースルー・フィニッシュで、メイプルの杢目が鮮やかに浮かび上がっている。

「有頂天」と「ultra soul」で登場。

同モデルの艶消しブラックも用意されていた。


K.Yairi
2026 WY YT Custom

K.Yairi/2026 WY YT Custom(前面)
K.Yairi/2026 WY YT Custom(背面)

ヤイリ製のYTカスタム・オーダー・エレアコ

今回のツアー中に届いたというヤイリ・ギターのカスタム・モデル、WY YTカスタム。

エレクトリック・アコースティックの代表機種WYをベースにしており、ボディはカッタウェイが施された000スタイルで、トップはスプルース、サイド&バックはローズウッド。ネックはマホガニー、指板はエボニー。

サウンドホールにFishmanのRare Earthピックアップが装着されている。

作品データ

『Talkin' to My Hand』Yukihide "YT" Takiyama

『Talkin’ to My Hand』
Yukihide“YT”Takiyama

B ZONE
JBCZ-9170
2026年4月8日リリース

―Track List―

<CD 収録曲>
01. Flying Balloon
02. Talkin’ to My Hand
03. Scream!!
04. CYBERPUNK
05. Rock the Boat
06. Heroes on the Ground
07. Frontier

<Blu-ray 収録内容>
LIVE 2025 NEXT GIANT LEAP
01. Go On
02. No One of a Kind
03. Afterburner
04. Bigger on the Inside
05. Drop Down
06. Playground
07. Area 51
08. Strangers on Mars
09. Ballad in Blue
10. Celebration of the New Sun
11. Revel
12. Where My Head is
13. Jaguar
14. Echoes of the Last Runner
15. Nasty Creature
16. Ghost with Curly Red Hair
17. Tales of a World
18. Flying Balloon

ライブ情報
Yukihide“YT”Takiyama LIVE 2026 UNCHAINED

<大阪公演>

日程:2026年9月17日(木)

会場:ROCKTOWN(対バン:清)

<東京公演>

日程:2026年9月19日(土)

会場:HAREVUTAI

ライブ詳細:https://bzone.co.jp/site/yt/news/260407.html