練習に必要な機能を網羅した専用アプリ=“Spark App”と連動し、あらゆるプレイヤーの音楽制作/演奏環境を強力にサポートするPositive GridのSparkシリーズ。前号に引き続き、なお(g,vo)とさえ(g,cho)を擁する4ピース・バンド、ねぎ塩豚丼が登場。今回は、150Wの大出力を誇る4chスマート・アンプ&PA=Spark LIVEを体験してもらった。ギター、ボーカル、バッキング・トラックを1台で鳴らせる拡張性、バンド・サウンドにも対応するパワー感、そしてライブやリハーサルを想定した実用性は、2人の目にどのように映ったのだろうか?
取材=尾藤雅哉(BITTERS) 撮影=魚住誠一 ヘアメイク=久木野歩夢
Presented by メディア・インテグレーション
*本記事はギター・マガジン2026年10月号に掲載した「なお&さえ(ねぎ塩豚丼)meets Positive Grid Spark LIVE」を再構成したものです。

1台で路上ライブを支えるスマート・アンプ
“Spark LIVE”とは?
Sparkシリーズの中でも、Spark LIVEはライブ・パフォーマンスを想定した4チャンネル仕様のスマート・アンプ&PAシステムだ。ギター・アンプ、ベース・アンプ、マイク・プリ、エフェクト、ミキサーを搭載し、ギター、ベース、ボーカル、キーボード、バッキング・トラックなどを1台で扱うことができる。
150Wという大出力も特徴で、ステージやバンド練習、小規模ライブまで幅広いシチュエーションに対応する。さらにSpark Appのミキサー・ビューでは、ギターやマイクなどの各入力チャンネルに加え、Bluetoothなどで再生するバッキング・トラックの音量も手元で調整可能。
設置方法に応じてサウンドをステレオ(横置き)/モノラル(縦置き)に自動調整してくれるGセンサーを内蔵している点もポイントだ。標準35mmのPAスタンドへのマウントや、別売のSpark Batteryによる最大8時間のバッテリー駆動にも対応。
ギター・アンプの枠を超え、バンドのリハーサルからインストア・イベント、小規模ライブ、簡易PAまで、演奏全体を1台で支える実用的なモデルだ。
Impression

演奏全体を1台で支える
スマート・アンプの実力
Spark LIVEを使用した印象は?
なお ギターとマイクをつないで試してみたんですけど、リハスタやライブハウスと同じような感覚で演奏できましたね。すごくビックリしました。
アプリのエフェクトでエコーをかけてみたんですけど、音の広がり方もキレイでしたし、ただマイクをつないで音を出しているだけじゃなくて、ちゃんと歌いやすいサウンドに整えられている感じがありました。
ギターとボーカルを一緒に鳴らした時のバランスはいかがでしたか?
なお それぞれの音がちゃんと聴こえる感じがありましたね。音がぶつかって埋もれてしまうこともなく、マイクの歌声も、アンプのギター・サウンドも自然に聴こえてきました。
ギターとボーカルを1台でまとめて鳴らせるなら、2本のギターとボーカル、そしてコーラスというユニット形式でライブをやるのもアリかもしれないなって思いました。
さえ レコ発のインストア・イベントみたいな時にも使えそうですよね。音響設備が整っていないような場所でも、Spark LIVEを使えば、歌、ギター、バッキング・トラックまでをSpark LIVEでまとめて鳴らせるので、普段のバンド・サウンドに近い形で、私たちの音を届けることができそうです。PA環境が限られる場所でも、演奏全体のバランスを作れるのは大きな魅力だと思いました。
バッキング・トラックやオケを流しながら練習する、という使い方もできそうですよね。
なお そうですね。ギターだけじゃなくて、ボーカルやコーラス、オケまでSpark LIVEの1台だけでまとめて鳴らせるなら、バンド練習でもかなり便利だと思います。メンバー全員が揃わない時でも、オケを流しながら曲の流れを確認できそうですし、ライブに近い形で練習できるのはいいですよね。
さえ 確かにそうかも。例えば1人で練習する時、ほかのパートの音が鳴っていない状態だと、どうやって練習したらいいのか戸惑うこともありますからね。音源やメンバーの演奏パートを一緒に流しながら練習できるのはすごくいいなと思いました。
アンプとしても使えますし、PAに近いような感覚でも活用できるモデルですよね。
さえ ギター・アンプとして音を出すだけじゃなくて、ボーカルやバック・トラックも含めて、演奏全体のバランスを整えられるところは、すごく便利ですね。ライブハウスやスタジオでは、場所ごとに音の鳴り方が違うので、毎回そこでバランスを取る必要があるんですけど、Spark LIVEだったら、練習の段階から“歌とギターがどう聴こえるか”も含めて、全体のアンサンブルを確認しやすいと思います。
なお 単なるアンプというより、演奏全体をまとめる場所としても使える機材なんだなって思いました。個人練習やちょっとしたイベント、インストア・イベントのようなシチュエーションでも活躍してくれそうです。バンドとして表現できることや、演奏できる場所が増えそうだなと思いました。
Spark LIVEが、ストリートで大活躍する5つの理由
ボーカル・エフェクトも充実!

ミキサー調整もアプリで操作!

楽器もボーカルもこれ1台!
充実の4チャンネル入力!

バッテリー駆動で
8時間の長時間対応!

マルチアングル・スタンドを内蔵

Positive Grid
Spark LIVE
【スペック】
●出力:150W
●コントロール:電源ボタン、チャンネル1プリセット・セレクター、チャンネル1アンプ・コントロール(Gain、Bass、Mid、Treble)、チャンネル1ボリューム、ミュージック・ボリューム、Bluetoothペア・ボタン、チャンネル2プリセット・セレクター、チャンネル2ボリューム、チャンネル3&4ボリューム、マスター・コントロール(Low、Mid、High、Volume)
●入出力端子:1/4インチ・インストゥルメント入力×3、XLR/1/4インチ・コンボ入力×1、1/8インチ・ヘッドフォン出力×1、1/4インチ・ライン出力×2(L/Mono、R)、DIN5ピンMIDI端子×2(In/Out)
●スピーカー:1インチ・ツイーター×2、6.5インチ・ウーファー×2、リフレックス・ポート×2
●オーディオ仕様:ステレオ、最大音圧レベル118dB SPL RMS/121dB SPL Peak@1m、バスレフ型キャビネット、総インピーダンス4Ω
●搭載サウンド:チャンネル1=モデリング・アンプ33種、エフェクト43種/チャンネル2=ボーカル、ベース、アコースティック・ギター用アンプ3種、エフェクト50種
●ワイヤレス:Bluetooth 5.0
●USBオーディオ:2In/2Out、24bit/48kHz、MacOS/Windows対応
●アプリ:Spark App for iOS/Android、ミキサー・ビュー対応
●電源:100~240V、USB-C電源出力(DC 5V/1.5A)、別売Spark Battery対応
●バッテリー駆動:最大8時間
●サイズ:464(W)×250.6(D)×306(H)mm
●重量:12kg
【価格】
93,500円(税込)
【問い合わせ】
メディア・インテグレーション MI事業部 カスタマーケア TEL:03-3477-1493 https://www.minet.jp
ねぎ塩豚丼●PROFILE
なお(vo、g/写真左)、さえ(g/写真右)、かずさ(b)、あいね(d)によるバンド、ねぎ塩豚丼(通称:ネギトン)。東京・五反田発のバンドで、同じ高校の軽音部をきっかけに結成。激しいロック・ナンバーを武器に展開するステージ・パフォーマンスが評価され、都内を中心に数多くのライブに出演。2026年8月に最新曲「REBORN」を配信リリースした。
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