練習に必要な機能を網羅した専用アプリ=“Spark App”と連動し、すべてのプレイヤーを強力にサポートするPositive Gridの注目製品の魅力をプロ・ギタリストのインプレッションを通して紐解いていく本連載。第6回目に登場するのは、パワフルなハードロック・サウンドで観る者をノックアウトするTRiDENTのASAKAだ。今回は、Spark MINIを使った音作りに挑戦してもらった。彼女の試奏インプレッションを通して、その実力に迫ってみよう。
Presented by メディア・インテグレーション
取材:尾藤雅哉(BITTERS) 撮影:魚住誠一(人物)/星野俊(機材)
*本記事はギター・マガジン2026年5月号に掲載した「ASAKA(TRiDENT)meets Positive Grid Spark MINI」を再構成したものです。

究極の練習用アンプ“Sparkシリーズ”とは?

スマート・アンプを代表するPositive Gridが、“究極の練習用アンプ”を標榜して開発したSparkシリーズ。50W出力のSpark 2や、どこにでも持ち運べるSpark MINI、超小型のSpark GO、ヘッドフォン型のSpark NEOなど、ユーザーの使用用途に合わせた幅広いモデルがラインナップされている。
加えて、使えば使うほど賢くなる“SPARK AI BETA”機能を備えた専用アプリ=Spark Appには、高品位なモデリング・アンプやエフェクトが数多く搭載されており、さらには自分のお気に入りのサウンドをオンラインで共有できる“ToneCloud”や、演奏を学習してバック・トラック生成する“Smart Jam”、インターネットに演奏をシェアできるビデオ撮影機能など、ユーザーに寄り添った機能の数々が用意されている。
あらゆるシチュエーションに対応した、即戦力のモデリング・アンプと言えるだろう。
ASAKA’s Impression

実機を扱う感覚で音作りができました。
Spark MINIの第一印象は?
まず最初に、コンパクトなサイズの見た目からは想像できないほどの迫力のある音が出たのが衝撃的でした。音量に関しても、Spark MINIだけで路上ライブができるんじゃないかと思うくらいしっかりと鳴ってくれますね。
女性の私が片手で持てるくらいの重さ(1.5kg)ということにも驚きました!
Spark Appに搭載されたモデリング・アンプやエフェクトを使ってサウンドメイクをしてもらいましたが、音のクオリティについてどのように感じましたか?
基本となるアンプのサウンドに関しては、低音はしっかり出ていたし、高音の抜けもすごく良かったのが印象的でした。これまで家庭用の小型アンプに対して、どこか音が軽くなってしまうようなイメージを持っていたんですけど、全然そんなことはなくて。とても気持ちよく弾けましたね。
アプリに関してもすごく使いやすいと思いました。最初、スマホで音作りをするのは難しいんじゃないかなって思っていたんですけど、アンプやエフェクターの画像をタップするだけで音がすぐに切り替わるので、実機を使っているような感覚で音作りができましたね。
イコライザーを調整する時も、少しツマミを動かしただけでしっかり音の変化が出るので、その反応の良さにも驚きました。
サウンドメイクの時には、いろんな歪みエフェクトを試していましたね。
モデリングには定番のモデルだけでなく、これまで自分が使ったことのないエフェクターもたくさん入っていたので、いろいろ試すことができたのがすごく面白かったです。
音作りの幅も広がるし、新たなサウンドにも挑戦してみたくなりました。
そのほか、操作性についての印象は?
モデリングの種類がすごく豊富なのに、実際の操作で音作りに迷うことはありませんでしたね。楽しみながら触っていたら、すぐに慣れちゃいました(笑)。
イメージした音に簡単にたどり着ける感じがしましたし、さらにそこから細かく調整していけるので、自分の求める音が作りやすい
と思います。
いろんな人が作ったプリセットをクラウドからダウンロードできて、自分の知らない音に出会えるのも面白いですし、そこから自分の音作りのヒントにもなると思ったので、初心者の人でもすごく扱いやすいんじゃないかな。
あと、これだけ多くの種類のアンプやエフェクターを使えるのも嬉しいポイントだと思います。
すべてのプレイヤーにオススメしたい!
ASAKAさんは、どのような使い方をしてみたいと思いましたか?
ルーパー機能はすごく便利でしたね。リード・ギターのフレーズを考える時などにすごく役立つと思いました。
あと、自分がパッと弾いたコード進行に対してAIがリズムやバッキングを付けてくれるSmart Jam機能は、1人でもセッションしているような感覚で練習できました。テンポやコード進行を任意で設定できるので、練習だけでなく曲作りにも応用できるように感じましたね。
音作りを楽しむだけでなく、ギターを弾くのが楽しくなるような機能がたくさん入っているので、ずっと触っていられると思います。
本当に1日中遊んでも飽きないですね(笑)。自分のレベルに合わせて、いろんな使い方ができるのも魅力的だと思います。
Sparkシリーズには、様々なシリーズがラインナップされていますが、今回のSpark MINIはどんな使い方をイメージしましたか?
Spark MINIは、カバンに入れて持ち運べるサイズなので、気軽に屋外に持っていけるのが魅力的だなって思いました。
私は自然が好きで、よく海や山に行くんですけど、そういう場所に持って行きたくなるような手軽さがありますね。
もちろん、ツアー先のホテルの部屋で練習したり、出番前の楽屋でフレーズをチェックする時に使うのもすごく便利だと思いました。
環境に左右されずにギターを弾けるという意味で、すごく実用的なアイテムだと感じましたね。
Spark MINIはどんな人にお薦めしたいですか?
個人的に、これからギターを始める人にはぜひ手に取ってもらいたいですね!
アプリでの音作りも簡単だし、いろんな方法で練習できて、曲作りにも使えるので、ギターを楽しむための入口としてすごく良い環境がオールインワンで揃っていると感じました。
あと、自分が“弾きたい!”と思った瞬間に、ちゃんと良い音を出せるのがすごく良いですね。
ギターを用意してから音を出すまでに時間がかかることも多いと思うんですよ。パソコンを立ち上げたり、エフェクターを並べて用意したり……そういった面倒な準備がないので、集中して練習することができるように感じましたね。
なので、経験者も含めて、すべてのプレイヤーにお薦めしたいです!


Positive Grid
Spark MINI
【スペック】
●出力:10W
●コントロール:PRESET SELECTOR、GUITAR、MUSIC、PAIRボタン
●入出力端子:INPUT、AUX IN、LINE OUT、USB
●スピーカー:2インチ×2、パッシブ・ラジエーター×1
●電源:USB-C充電式バッテリー
●サイズ:146.5(W)×123(D)×165(H)mm
●重量:1.5kg
【価格】
38,500円(税込)
【問い合わせ】
メディア・インテグレーション MI事業部 カスタマーケア TEL:03-3477-1493 https://www.minet.jp
あさか プロフィール
TRiDENTのギタリスト/ボーカリスト。卓越したテクニックと繊細なニュアンスをあわせ持つギター・プレイで、ラウドかつエモーショナルなサウンドを構築。速弾きやリード・ワークにおいても高い表現力を発揮しつつ、ボーカリストとしても存在感を放つ。作曲・アレンジ面でもバンドの核を担い、ヘヴィなサウンドとキャッチーなメロディを融合させた楽曲で注目を集めている。




