指板図の見方

このページではギターコードの 指板図 しばんず の見方について説明します。ギターのコードブック全般に共通する基本的なことに加え、WEBアプリ「指板図くんのギターコードブック」(以下:本アプリ)に特有の表示についても解説します。

横線と縦線(弦とフレット)
  • ギターの指板図の横線は弦、縦線はフレットを表しています。
  • 弦は上から順に1弦、2弦、3弦、4弦、5弦、6弦です。
  • ギターを抱えて指板を上からのぞき込んだときのように、指板図の左方向にギターのヘッドがあり、右方向にボディがあると思ってください。
コード名
  • 指板図の上に書かれている大きな文字は、コード名、あるいはコード・ネーム(chord name)、コード・シンボル(chord symbol)と呼ばれるものです。コード名はアルファベットのみのものもあれば、数字や♭、♯、その他の記号が付いているものもあります。
  • 本アプリでは、コード名の下にその読み方が表示されます。表記上、または会話で省略されることが多い文字は()または[]で括っています。
フレット番号
  • 指板図の下側に付いた数字はフレット番号です。ナット(0)から右に向かって数字が1つずつ大きくなっていきます。
◉、●、○、×
  • 二重丸(◉)はコードのルート(根音)を表しています。開放弦か押さえる弦かを問わず、ルートは二重丸で表記することが多いので、本アプリもそうしています。またルートのオクターブ違いの音が含まれている場合は、一番低い音のみを二重丸にしています。
  • 黒丸(●)は指で押さえる箇所、白丸(○)は開放弦、バツ(×)はミュート(音を鳴らさないこと)をそれぞれ表しています。
人、中、薬、小
  • 本アプリで表示される"人"、"中"、"薬"、"小"の文字は、人差指、中指、薬指、小指を表しています。その指でその弦を押さえるのが一般的である、という意味です。
  • 人によって、またはコード進行の中の前後のコードによって、別の指使いの方が押さえやすいこともよくあります。そのため本アプリが表示する指の指定を厳守する必要はありません。
  • "人"、"中"、"薬"、"小"の表示が不要なときは、本アプリの設定欄の「指の文字」で[非表示]を選択してください。
  • 本アプリの指板図の右側に表示されている数字と記号(♭、♯)は、その弦がルートに対して何度の音程であるかを示したものです。
音名
  • 本アプリの設定欄の「弦情報」で[音名]を選択すると、各弦の音名がCDEFGAB(=ドレミファソラシ)のアルファベットで表示されます。
MIDIノートナンバー
  • 本アプリの設定欄の「弦情報」で[MIDIノートナンバー]を選択すると、各弦の音高がMIDIノートナンバーで表示されます。
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