トム・モレロのアンプ・サウンドを再現したペダルがMXRより登場

　MXRより、トム・モレロ（レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン）が愛用するアンプのサウンドを再現したペダル、“TBM-1 TOM MORELLO POWER 50”がリリースされた。日本国内での発売は2022年の春頃が予定されている。

　本機はトム・モレロが愛用するハーフ・スタック・アンプのプリアンプ・ステージをMOSFETテクノロジーを使って忠実にエミュレートしたもの。トムの象徴的なギター・サウンドを、この1台のペダルから得ることができる。

　コントロール部は、Gain、Bass、Middle、Treble、Volume、Presenceと、トムのアンプと同じインターフェイスを装備。彼のセッティングを模倣することはもちろん、自分の好みに合わせてサウンドを設定できる。

　また本機に装備されたFXループに他のエフェクト・ペダルを接続することで、シグナル・チェーンに独特のひねりを加えるトム自身のセッティングを再現することも可能。

　筐体の色や文字のフォントは、2020年に発売されたトムのシグネチャー・ワウ・ペダル“TBM95 Tom Morello Cry Baby”（下写真の右側）と共通となっている。

　次の動画では、ブランドが異なる複数のアンプを使ってTBM-1の実力をアピールする、トム・モレロ自身によるユニークなデモンストレーションを見ることができる。

　最後に登場するフェンダーの小型アンプは、トムの9歳の息子のものだそう。自分が普段使っているアンプでトム・モレロのようなサウンドを出したいと思っている人に、この動画は大いに参考になるだろう。