レオ・ノセンテリ(ザ・ミーターズ)とニューオリンズの街を称えたワウ・ペダルがジム・ダンロップより登場 レオ・ノセンテリ(ザ・ミーターズ)とニューオリンズの街を称えたワウ・ペダルがジム・ダンロップより登場

レオ・ノセンテリ(ザ・ミーターズ)とニューオリンズの街を称えたワウ・ペダルがジム・ダンロップより登場

 ザ・ミーターズの創設者でありファンク・マスターとして知られるレオ・ノセンテリと、彼が生まれ育った街であるニューオリンズに敬意を表したワウ・ペダルが、ジム・ダンロップより登場した。

 モデル名は“LN95 / LEO NOCENTELLI CRY BABY MARDI GRAS WAH”。

 このモデル名の中の“MARDI GRAS”(マルディグラ)は、ニューオリンズで毎年開催される大規模なカーニバルのことで、その伝統色は、正義を意味する紫、信頼を意味する緑、力を意味する金の3色から成る。

 本機はまさにそのマルディグラ・カラーを全身にまとった鮮烈なデザインのワウ・ペダルであり、その色によってレオとミーターズを育てたルイジアナ州ニューオリンズをも称えたものとなっている。

 紫色の筐体の両側面には“LEO NOCENTELLI/EST 1946”の文字が金色で入れられている。1946はレオの生年だ。

 ペダルの稼働部は金色。その上に緑色のラバー・トップが貼られ、さらにニューオリンズの街のシンボルである“フルール・ド・リス”の紋章が飾られている。

 筐体の裏側にはレオの姿が描かれ、その下に“THE INOVATOR OF SYNCOPATED FUNK”(シンコペイテッド・ファンクの革新者)という文字が入れられている。

 さらにその下には、レオがミーターズのオリジナル・メンバーでリード・ギタリストであること、グラミー賞受賞曲「Cissy Strut」の作者の1人であること、ニューオリンズ・サウンドを再定義し世界中のあらゆるジャンルのアーティストに影響を与えたといったことが、まるでウィキペディアのように書かれている。アーティストのシグネチャー・モデルは多かれど、本機のように筐体に当人のプロフィールまでが書かれたものは、かなり珍しいのではないだろうか。

 そして音はファットなボトムレンジが特徴で、ソウルフルで歌うようなワウ・サウンドを提供する。

 レオがクライベイビーを使って生み出した名曲「I Just Kissed My Baby」を、このLEO NOCENTELLI CRY BABY MARDI GRAS WAHで弾きたい!と思った往年のファンもいるのでは?

 なお日本国内での発売は2022年の春頃になる模様だ。

 またlifestyle.jimdunlop.comでは、レオ・ノセンテリが自身とワウの関係、そして本機について語ったインタビュー記事(英語)が掲載されているので、興味のある人はそちらも見てみよう。

Jim Dunlop
LN95 / LEO NOCENTELLI CRY BABY MARDI GRAS WAH

【スペック】
IMPEDANCE
Input Impedance: 800kΩ
Output Impedance: 10kΩ

CENTER FREQUENCY
Heel Down: 290Hz to 310Hz
Toe Down: 1.4kHz to 1.5kHz

Max Input Level: 8dBV
Max Gain: 16.5dB
Bypass: Hardwire
Current Draw: 900μA
Power Supply: 9volts DC

【希望小売価格】
26,400円(税込)

【問い合わせ】
モリダイラ楽器 TEL:03-3862-5041 http://moridaira.jp

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