ディアンジェリコ(D’Angelico)の正規輸入代理店である株式会社神田商会より、同ブランド初のエレクトリック・アコースティック・ギターが日本国内で初めて正式に発売された。
ラインナップはエクセル・シリーズ5機種とプレミア・シリーズ3機種の計8モデル。機種ごとに3つのカラーがあり、合計で24製品となっている。
Excel series
まずエクセル・シリーズの5つのモデルに共通する特徴と、モデルごとの外観および仕様を紹介しよう。
エクセル・シリーズ 5モデル共通の特徴
- ディアンジェリコの伝統を継承する特徴的なヘッドストック・デザイン
- ヘッド・シェイプは、XTモデルがスクロール・スタイル・スローバック、他はスタンダード
- トップは単板シトカ・スプルース
- アルミニウム製の存在感のあるトラスロッド・カバー
- 25インチ・スケール
- ネックはサテン仕上げで、演奏しやすい薄めのCシェイプ・グリップ
- 3プライのヘッドストック・バインディング、1プライのネック・バインディング
- 5プライのボディ・バインディング&バックのセンター・ストリップ
- フィッシュマン製プリアンプ&ピックアップ
- 大切なギターを保護するハードケースが付属
Excel Lexington(エクセル・レキシントン)
- 16インチ幅、4.7インチ厚でドレッドノート・スタイルのフラット・トップ・ギター。
- ピエゾ・ピックアップと、ボディ・サイドにフィッシュマンのPresys+オンボード・プリアンプを搭載。
- ボディ材はトップがソリッド・シトカ・スプルースで、サイド&バックは独特な模様でプレミアムな素材であるマッカーサー・エボニー。ネック材はマホガニー。
![エクセル・レキシントン Auburn](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2022/05/2022-0531-d-angelico-acoustic-guitars-02-1024x409.jpg)
【価格】
オープンプライス
【問い合わせ】
神田商会 https://www.kandashokai.co.jp
Excel Bowery(エクセル・バワリー)
- 16インチ幅、4.7インチ厚でカッタウェイ付きドレッドノート・スタイルのフラット・トップ・ギター。
- ピエゾ・ピックアップと、ボディ・サイドにフィッシュマンのPresys+オンボード・プリアンプを搭載。
- ボディ材はトップがソリッド・シトカ・スプルースで、サイド&バックは独特な模様でプレミアムな素材であるマッカーサー・エボニー。ネック材はマホガニー。
![エクセル・バワリー Vintage Natural](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2022/05/2022-0531-d-angelico-acoustic-guitars-06-1024x408.jpg)
【価格】
オープンプライス
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神田商会 https://www.kandashokai.co.jp
Excel Gramercy XT(エクセル・グラマシーXT)
- 16インチ幅、4.7インチ厚でカッタウェイ付きグランド・オーディトリアム・スタイルのフラット・トップ・ギター。
- ピエゾ・ピックアップと、ボディ・サイドにフィッシュマンのINK-4オンボード・プリアンプを搭載。
- ボディ材はトップがソリッド・シトカ・スプルースで、サイド&バックは上質なソリッド・マホガニー。ネック材はマホガニー。
![エクセル・グラマシーXT Vintage Sunburst](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2022/05/2022-0531-d-angelico-acoustic-guitars-10-1024x416.jpg)
【価格】
オープンプライス
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神田商会 https://www.kandashokai.co.jp
Excel Tammany(エクセル・タマニー)
- 15インチ幅、4インチ厚でノン・カッタウェイOMスタイルのフラット・トップ・ギター。
- ピエゾ・ピックアップと、ボディ・サイドにフィッシュマンのPresys+オンボード・プリアンプを搭載。
- ボディ材はトップがソリッド・シトカ・スプルースで、サイド&バックは独特な模様でプレミアムな素材であるマッカーサー・エボニー。ネック材はマホガニー。
![エクセル・タマニー Auburn](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2022/05/2022-0531-d-angelico-acoustic-guitars-11-1024x398.jpg)
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オープンプライス
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神田商会 https://www.kandashokai.co.jp
Excel Tammany XT (エクセル・タマニーXT)
- 15インチ幅、4インチ厚でノン・カッタウェイOMスタイルのフラット・トップ・ギター。
- ピエゾ・ピックアップと、ボディ・サイドにフィッシュマンのINK-4オンボード・プリアンプを搭載。
- ボディ材はトップがソリッド・シトカ・スプルースで、サイド&バックは上質なソリッド・マホガニー。ネックはマホガニー。
![エクセル・タマニーXT Vintage Sunburst](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2022/05/2022-0531-d-angelico-acoustic-guitars-15-1024x404.jpg)
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神田商会 https://www.kandashokai.co.jp
Premier series
次にプレミア・シリーズの3つのモデルの共通点と、モデルごとの違いを紹介する。なお価格はすべてオープン・プライスだが、プレミアはエクセルよりも若干リーズナブルな価格帯のシリーズだ。
プレミア・シリーズ 3モデル共通の特徴
- ディアンジェリコの伝統を継承する特徴的なヘッドストック・デザイン
- トップは単板シトカ・スプルース、サイド&バックはマホガニー
- ネックはマホガニー
- アルミニウム製の存在感のあるトラスロッド・カバー
- 25インチ・スケール
- ネックはサテン仕上げで、演奏しやすい薄めのCシェイプ・グリップ
- ホワイト・カラーのヘッドストック&ネック・バインディング
- 5プライのボディ・バインディング&バックのセンター・ストリップ
- オリジナル・プリアンプ&ピックアップを搭載
- 運搬に便利なギグバッグが付属
Premier Lexington(プレミア・レキシントン)
- 16インチ幅、4.7インチ厚のドレッドノート・スタイルのフラット・トップ・ギター。
- ピエゾ・ピックアップと、ボディ・サイドにディアンジェリコのチューナー付きオンボード・プリアンプを搭載。
- ボディ材はトップがソリッド・シトカ・スプルースで、サイド&バックはマホガニー。ネック材もマホガニー。
![プレミア・レキシントン はVintage Natural](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2022/05/2022-0531-d-angelico-acoustic-guitars-19-1024x417.jpg)
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Premier Gramercy (プレミア・グラマシー)
- 16インチ幅、4.7インチ厚のカッタウェイ付きグランド・オーディトリアム・スタイルのフラット・トップ・ギター。
- ピエゾ・ピックアップと、ボディ・サイドにディアンジェリコのチューナー付きオンボード・プリアンプを搭載。
- ボディ材はトップがソリッド・シトカ・スプルースで、サイド&バックはマホガニー。ネック材もマホガニー。
![プレミア・グラマシー Iced Tea Burst](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2022/05/2022-0531-d-angelico-acoustic-guitars-20-1024x420.jpg)
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神田商会 https://www.kandashokai.co.jp
Premier Tammany(プレミア・タマニー)
- 15インチ幅、4インチ厚のノン・カッタウェイOMスタイルのフラット・トップ・ギター。
- ピエゾ・ピックアップと、ボディ・サイドにディアンジェリコのチューナー付きオンボード・プリアンプを搭載。
- ボディ材はトップがソリッド・シトカ・スプルースで、サイド&バックはマホガニー。ネック材もマホガニー。
![プレミア・タマニー Trans Black Cherry Burst](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2022/05/2022-0531-d-angelico-acoustic-guitars-24-1024x405.jpg)
【価格】
オープンプライス
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神田商会 https://www.kandashokai.co.jp
以上が神田商会によって2022年5月より国内での正規販売が開始されたディアンジェリコのエレクトリック・アコースティック・ギターの現在のラインナップだ。 1930年代から続くブランドの伝統的な意匠が、これらのエレアコにおいても引き継がれていることに、嬉しさを感じるファンも多いのではないだろうか。
また従来のエレクトリック・ギターに、エレクトリック・アコースティックのラインが加わり、今後も日本におけるディアンジェリコのラインナップは、続々と拡充されていく模様だ。