アコースティック・ギター・マガジン最新号 特集は「憧れのD-45を訪ねて」、「ルーパー活用術」 アコースティック・ギター・マガジン最新号 特集は「憧れのD-45を訪ねて」、「ルーパー活用術」

アコースティック・ギター・マガジン最新号
特集は「憧れのD-45を訪ねて」、「ルーパー活用術」

『アコースティック・ギター・マガジンVol.95』が2023年1月27日(金)にリットーミュージックより発売される。

表紙巻頭は「憧れのD-45を訪ねて」。様々なミュージシャンのD-45を訪ね、撮影取材を敢行。

加えてビンテージ・ギャラリー、45サウンドの秘密、藤巻亮太による68年〜73年製までのビンテージD-45×7本の試奏、小倉博和インタビューなどを掲載。

そのほか機材特集は「アコギ弾きのためのルーパー活用術&製品ガイド」。

Anly、井草聖二、まるやまたつやの実例インタビュー、海外のルーパー事情、竹内アンナによる操作法の実践、ReNが試す最新ルーパー9モデルが紹介されるなど、充実の内容となっている。

各記事の詳細は次のとおり。

THE KING OF MARTIN
憧れのD-45を訪ねて

アコースティック・フラットトップの最高峰に君臨するマーティンD-45は、ジーン・オートリー専用の特注モデルとして1933年に誕生。1942年までの間にわずか91本のみが製作された。

1968年から再生産が始まり、まずはニール・ヤングやデヴィッド・クロスビーなどのCSN&Y勢が使用。

日本では彼らに憧れたフォーク系ミュージシャン……例えば、元ザ・フォーク・クルセダーズの加藤和彦や、当時一世を風靡したガロ、巨匠・石川鷹彦などがその煌びやかな45サウンドに魅了された。

1990年代以降も日本屈指のシンガーソングライターたちがD-45を愛用するなど、その系譜は脈々と受け継がれている。

本企画では、そんなD-45の魔性的な魅力をひも解くべく、様々なミュージシャンのD-45を訪ね、撮影取材を敢行。

また、ギターショップBlue-Gの協力のもと、68年〜73年製までの貴重なD-45を計7本も集め、やはりD-45ユーザーである藤巻亮太による試奏も実施。

ここまで多くのD-45が一堂に会する機会は最初で最後かもしれない。ぜひ憧れのD-45たちを皆さんの目に焼き付けてほしい。

◎CONTENTS

●海外ミュージシャンのD-45事情
・ジミ・ヘンドリックスの1968~69年製D-45
・デヴィッド・クロスビーの1968~69年製D-45
・ライ・クーダーの1969年製D-45
・エリック・クラプトンの1968年製D-45

●フォーク全盛の1970年代、あの頃みんなD-45に憧れた
・加藤和彦の1969年製D-45
・堀内護(元ガロ)の1969年製D-45
・石川鷹彦の1971年製D-45
・さだまさしの1993年製D-45 DELUXE
・坂庭省悟&高田渡の1972年製D-45

●1990年代以降も受け継がれるD-45の系譜
・玉置浩二の1992年製D-45S DELUXE
・吉井和哉のCUSTOM D-Style 45 BLACK
・藤巻亮太の1970年製D-45

●僕たちがD-45を愛する理由
・坂崎幸之助(THE ALFEE)の1968年製D-45
・大野真澄(元ガロ)のCUSTOM D-Style 45
・南こうせつの1971年製D-45
・伊勢正三の1972年製D-45
・渡辺香津美の1940年製D-45
・森山直太朗のCUSTOM D-Style 45 K2

●小倉博和インタビュー 
●ビンテージD-45博物館(1938年製、1940年製、1968年製プロイトタイプ、他)
●MARTIN D-45~そのサウンドと歴史
●D-45シリアル&トータル・プロダクション一覧表
●藤巻亮太がBlue-Gにやってきた!~珠玉のビンテージD-45を徹底的に弾き倒す~

※モデル名の統一表記について
本特集で紹介されているCUSTOMモデル(特注品)に関しては、C.F.マーティン社とマーティンギター日本総代理店黒澤楽器店のオフィシャルの表記統一の規定に合わせて、すべて【CUSTOM D-Style45…】という表記で統一しました。通常ラインのスタンダード・モデルではなく、45スタイルのスペックをベースに製作された特別な限定モデルであるという意味を表しています。一部文中表記としては文字数の関係上短縮化して表現している部分もありますので予めご了承下さい。

アコースティック・ギター・マガジンVol.95中面画像
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未来の表現スタイルをその手に
アコギ弾きのためのルーパー活用術&製品ガイド

Withコロナのギター界において、アコースティック・ギター・マガジンはルーパーという魔法の箱に注目したい。

簡単に1人2役以上の演奏ができ、ソロ・アーティストにとって強い味方となる。

それ以上に、レイヤー・サウンドによる独特のタイム感やハーモニー、そして音像はアンサンブルとも、ソロ・パフォーマンスとも異なる無二の世界を創り出す。

エド・シーランを始め世界中の鬼才たちがその虜となり、もはやループ・ミュージックとも呼ぶべき1つの音楽スタイルが確立されつつある。

そんなループ・ペダルについて、今回は基礎知識から紹介する。加えてAnly、井草聖二、まるやまたつやの実例インタビュー、竹内アンナが3モデルを用いて操作法を実践、さらにReNの試奏コメントとともに最新9機種をオススメしよう。

また、未来のルーパー使いを発掘すべく、コンテストを開催! ルーパーの楽しさに触れ、夢中になるきっかけとなれば幸いだ。

◎Contents

●Interview Anly、井草聖二、まるやまたつや
●Looper in the World 海外のルーパー・アーティスト
●What is Looper? 基礎知識
●How to Loop 竹内アンナと一緒にループしよう
●Buyer’s Guide ReNが試す最新ルーパー9モデル

アコースティック・ギター・マガジンVol.95中面画像
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ライブ・レポート&インタビュー

ジェイコブ・コリアーの2022年東京公演の模様をお届け。Tani Yuuki、ミュージック・トラベル・ラブの最新インタビューも要チェック!

アコースティック・ギター・マガジンVol.95中面画像

付録歌本AGM SONG BOOK Vol.9

マーティンD-45で弾き語りたい珠玉の名曲をまとめてみた。歌本のコードを参考にアコギ1本で弾き語ろう!

◎Contents

  • 「田園」玉置浩二
  • 「あの素晴しい愛をもう一度」加藤和彦と北山修
  • 「ロマンス」ガロ
  • 「22才の別れ」かぐや姫
  • 「道化師のソネット」さだまさし
  • 「終わりなき旅」Mr.Children
  • 「3月9日」藤巻亮太
  • 「家族になろうよ」福山雅治
  • 「優しいあの子」スピッツ
  • 「MARRAKESH EXPRESS」クロスビー・スティルス&ナッシュ
  • 「OUR HOUSE」クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング
  • 「OUT ON THE WEEKEND」ニール・ヤング
  • 「HEART OF GOLD」ニール・ヤング

『アコースティック・ギター・マガジンVol.95』