Bondi Effectsより、瑞々しいドライブ・サウンドを生むDel Mar Overdriveの最新版が登場

　Bondi Effects（ボンダイ・エフェクト）より、“Del Mar Overdrive”（デル・マール・オーバードライブ）の最新バージョンが登場した。

　モデル名は“Del Mar Overdrive mk2”で、国内での販売はこの2月よりアンブレラカンパニーによって開始されている。

　2014年に発表された初代のDel Mar Overdriveは、オーバードライブの名機であるTubescreamer、Blues Breaker、Klon Centaurのコンセプトを継承しつつ、Bondi Effects独自のチューニングを加えて開発されたペダルだった。2017年には廃盤となったが、その高い人気により、リイシュー版が2019年に数量限定で発売されている。

　そして今回登場したDel Mar Overdrive mk2は、時間をかけて細部にわたるチューニングが行なわれ、歴代モデルと比較してもさらに完成度の高いものとなった。

　まずDel Mar Overdriveの唯一無二の瑞々しいドライブ・サウンドが、今回の丁寧なアップグレードによって一層高められている。

　ゲイン・ノブ（筐体上の表記は“DRIVE”）は、オーバードライブとクリーン・ブーストをブレンドする独自の設計を持ち、これによりゲインを上げても原音が輪郭を作り、立体感のある美しいオーバードライブ・サウンドを得ることができる。

　レベルを上げたブースター的なセッティングでは、原音感を最大に生かしたクリアなサウンドを実現。また、どんな設定でもパンチは失われず、ギター側のピッキングやボリューム・ノブの微妙な変化にも驚くほどダイナミックに追従する。

　BASSとTREBLEのノブでは、それぞれ15dBのブーストまたはカットにより、パワフルなイコライジングが可能。

　4つのノブの中心に配置されたトグル・スイッチでは、コンプレッション感とミドルの強いサウンドと、オープンで煌びやかなサウンドの2つのモードを切り替えることができる。

　さらに本機の特徴としては、24V内部昇圧による最大のヘッドルームと音の明瞭さ、Bondi Effectsのラインナップ史上最も低いノイズフロア、静音性を高めたトゥルーバイパス・スイッチングなどが挙げられる。

　なお本機の初回入荷台数は50台のみなので、購入を考えている人には早めのチェックをお薦めしたい。