エピフォン、コリーナ材を採用したフライングVとエクスプローラーを復刻

　エピフォンの新製品、1958 Korina Flying V（1958コリーナ・フライングV）と1958 Korina Explorer（1958コリーナ・エクスプローラー）の販売が、2023年3月より開始された。

　この2つのモデルは、ギブソンが1958年に発表したフライングVとエクスプローラーを、当時の仕様をベースとしつつ、価格を抑えながら現代に復刻させたものだ。これはギブソン・カスタムショップとエピフォンのコラボレーションによって実現したものだという。

　ボディ材には、超レアなギブソンのオリジナル・モデルと同様に単板のコリーナを採用。またボディとネックの強固な接合を実現する長いテノン（ほぞ）を持ったコリーナ・ネックや、1958年当時のネック・プロファイルといった特徴的な仕様も再現されている。

　指板材はインディアン・ローレルで、ハードウェアにはゴールドパーツを採用。

　エレクトロニクスについても最上のパーツが選択され、ピックアップはGibson Burstbucker 2とBurstbucker 3を搭載。コントロールは2ボリューム、1マスター・トーン、3ウェイ・ピックアップ・セレクター・スイッチ（Switchcraft製）。加えてCTSポット、マロリー・コンデンサー、1/4インチ・アウトプットジャックも装備されている。

　ヘッドストックの裏には“Epiphone × Gibson Custom”のロゴがあしらわれている。

　このロゴは付属品のハードシェル・ケースにも付けられている。

　そしてどちらのモデルにも左利き用が用意されている。

　ギブソン・ブランズの製品開発ディレクターであるマット・ケーラーは、これらのモデルに対して次のコメントを寄せている。