ワウとファズのサウンドを組み合わせたジム・ダンロップの“Cry Baby Daredevil Fuzz Wah”

　ジム・ダンロップ（Jim Dunlop）とジョニー・ウォーター（Johnny Wator）のコラボレーションによって誕生したユニークなワウ・ペダルが、2023年7月上旬に日本国内で発売される。

　ジョニー・ウォーターはデアデビル・ペダル（Daredevil Pedals）のオーナーであり、ペダル・ビルダーでもあるギタリストだ。

　本機のモデル名である“DD95FW Cry Baby Daredevil Fuzz Wah”も、彼のブランドの名前を入れたものになっている。

　本機の大きな特徴は、ブライトでアグレッシブなワウ・サウンドに、デアデビルお得意のストレートでダーティなファズ・サウンドを組み合わせたペダルであることだ。

　そのサウンドはジョニー自身の語りと演奏による次の動画で確認できる。

　動画の最後の一瞬でジョニーが足でサッと操作したのは、本機の側面に取り付けられた頑丈なバット・スイッチだ。この“WAH/FUZZ WAH”スイッチでファズのオン／オフを切り替える。

　内部にはファズのゲインと出力を設定する2つのコントロールも装備されており、これらでリード・プレイに適したブースト設定を行なうことができる。

　トゥルーバイパス・スイッチの採用や、スルーホールの基盤でハンドビルドされている点も本機の特徴の1つだ。

　そしてビンテージ・クリンクル・フィニッシュで仕上げられた筐体の下部や、ポリッシュド・アルミニウムの上部、ラバー製のDaredevilロゴなどの外観にも、ジョニー・ウォーターのクライベイビーへの愛と探究心が見てとれる。