RSギターワークスから登場したオリジナル・ピックアップ6モデルを紹介

Kentucky Tone Daddy

Kentucky Tone Daddyは、純粋なクラシック・ストラトキャスターのトーンを目指したシングルコイル・ピックアップ。マグネットはスタッガード・アルニコIIIを採用。

ブリッジ・ピックアップは56年製、ミドル・ピックアップは59年製、ネックは64年製をそれぞれ参考にして作られている。

またミドル・ピックアップは逆巻き、逆磁極で、5ウェイ・ピックアップ切り替えスイッチの2と4のポジションでノイズが出ないようになっている。

NashVegas

NashVegasはテレキャスター用のシングルコイル・ピックアップ。

ブリッジ・ピックアップは54年製ブラッグガード風で、期待されるカントリー・トーンに加え、クラシックなロック・トーンもカバーできる。

ネック・ピックアップには、ビンテージ・ストラト・ピックアップのようなトーンと透明感を与えるカスタム“S”ワインドを採用することで、マッドになりがちなサウンドを回避している。

ミドル・ポジションでは、テレキャスターのビンテージ・トーンを楽しむことができる。

Kentucky Hot Brown

Kentucky Hot Brown Telexは、ふくよかで暖かみのあるテレキャスター・トーンを目指して作られたシングルコイル・ピックアップで、ロックやブルースにも最適。

ブリッジ・ピックアップは、 初期のラップスチール・ワインドをベースにしているが、アルニコIIマグネットの使用により、より丸みのあるソフトなトーンを実現。

ネック・ピックアップには、ストラトのネック・ピックアップをよりファットにした“Fat S”ワインドを採用し、ブルージーなトーンに仕上げられている。

Kentucky Burst PAF

Kentucky Burst PAFは、クラシックなPAFのトーンに、RSギターワークス独自のひねりを加えたハムバッカー。

ブリッジ・ピックアップは、オリジナルと同様にアンバランスでポッテリしたコイルとアルニコIIマグネットを採用。ミディアム出力なので、シングルコイルのような刺々しさもありつつ、フルトーンに仕上げられている。

ネック・ピックアップもアンバランス・コイルとアンポット・コイルを搭載し、ロー・ワインドでクリアなネック・トーンを実現。

基本モデルは、オリジナルPAFと同様に音成分が豊かな極上のトーンを得るためにワックス含浸はしていないが、鳴きやハウリングを抑えるためのポッテッド加工も、オプション（2,200円）にて可能。

Shredder

Shredderは、高出力のハムバッカーにRSギターワークスのテイストを取り入れたもの。

アンバランス・コイルで、鳴きや不要なフィードバックがないようにポッティングされている。コイル・スプリッティングにも最適。

マグネットにはアルニコIIを採用し、太くふくよかな中音域と丸みのある滑らかな高音域を実現。

12個のポールピースは調整可能。

アッシュやメイプル・ボディのギターや、ブライトすぎる傾向を持つギターなどに向いている。