BOSSの次世代型ギター・シンセサイザー・システム“GM-800・GK-5・GKC-AD”らが8月に発売

• GM-800：ギター／ベース・シンセサイザー
• GK-5：ギター用ディバイデッド・ピックアップ
• GK-5B：ベース用ディバイデッド・ピックアップ
• GKC-AD：GKコンバーター（アナログ・13ピン方式をデジタル・シリアル方式へと変換）
• GKC-DA：GKコンバーター（デジタル・シリアル方式をアナログ・13ピン方式へと変換）
• BGK-15：デジタル・シリアルGKに対応したケーブル（4.5m）
• BGK-30：デジタル・シリアルGKに対応したケーブル（9m）

GM-800

　GM-800は、ローランドの最新のシンセサイザー・エンジンである“ZEN-Core”音源を搭載したギター／ベース・シンセサイザーで、後述するGK-5およびGK-5Bディバイデッド・ピックアップに対応したモデルとなっている。

　本機には、最新のデジタル・シンセサイザーから、クラシックなアナログ・シンセサイザー、ピアノ、ストリングス、サックスなど1,200種類を超える多彩な音色を搭載。最大4つのトーンと1つのリズムを重ねて音作りを行なうことができる。

　エフェクトも90種類以上が用意され、作成した音色は150個まで本体に保存することが可能。

　さらに、高品位なソフトウェア音源を提供するクラウド・ベースのプラットフォーム“Roland Cloud”にも対応し、膨大なサウンド・ライブラリによって音色を拡張することができる。

　また最新のトラッキング技術の採用により、演奏時のレスポンスとフィーリングが大きく向上。

　加えて、外部のフットスイッチやエクスプレッション・ペダル、USBオーディオ、MIDIなどを利用するための端子も充実している。

　筐体は、ペダルボードへの組み込みやデスクトップでの使用も考慮した、スリムかつ堅牢なデザインになっている。

　本機が生み出す多彩なサウンドは、次の動画で確認しよう。

GK-5／GK-5B

　GK-5（ギター用）とGK-5B（ベース用）は、従来の“アナログ・13ピン”方式に代わり、新方式のデジタル伝送である“デジタル・シリアルGK”を採用した最新のディバイデッド・ピックアップだ。

　接続端子の小型化などにより、従来のモデルよりもコンパクトかつ軽量になっており、より多くのタイプのギターおよびベースに取り付け可能になっている。

GKC-AD／GKC-DA

　GKC-ADとGKC-DAは、従来の“アナログ・13ピン”方式のモデルとの連携を可能にするコンバーターだ。

　GKC-ADでは、GK-3やGK-3Bなどの従来のディバイデッド・ピックアップを、最新のGM-800ギター／ベース・シンセサイザーに接続して使用することができる。

　一方のGKC-DAでは、最新のディバイデッド・ピックアップであるGK-5やGK-5Bを、BOSS SY-1000ギター・シンセサイザー、BOSS GP-10ギター・プロセッサー、ローランドGR-55ギター・シンセサイザーなどの“アナログ・13ピン”方式の製品に接続することができる。

BGK-15／BGK-30

　BGK-15とBGK-30は、GK-5とGK-5Bのために設計されたシリアル・GKケーブルで、長さはBGK-15が4.5mで、BGK-30は9m。