Beetronicsより、温かいビンテージ・サウンドと現代的な機能を備えたフェイザー・ペダル“LARVA”が登場 Beetronicsより、温かいビンテージ・サウンドと現代的な機能を備えたフェイザー・ペダル“LARVA”が登場

Beetronicsより、温かいビンテージ・サウンドと現代的な機能を備えたフェイザー・ペダル“LARVA”が登場

Beetronics(ビートロニクス)より、ウォームかつスウィートなビンテージ・スタイルのフェイザー・サウンドを生み出すペダル、“LARVA”が登場した。

国内での取り扱いはアンブレラカンパニーによって2024年12月中旬より開始されている。

Beetronics/LARVA

LARVAの甘く温かいサウンドは、6ステージのアナログ・フェイザー回路によるもの。この回路により、フェイザーを深くかけてもサウンドが軽くなることなく、とろけるようにスムーズでディープな音色が保たれる。

またフェイザー回路の前には、MOOG社のMoogerfoogerシリーズから影響を受けたというプリアンプが備えられており、これにより太くバランスの良いトーンを実現。このプリアンプを単体で使えるモードも用意されている。

さらに本機には、モジュレーションの速さと強さを変えた2つのフェイザー間を行き来するモーフィング(Morphing)機能や、タップテンポ機能も搭載されており、これら現代的でクリエイティブな機能が、本機を単なるビンテージ系フェイザーの枠には収まらない特別なペダルにしている。

トップ・パネル上に並ぶノブとスイッチの役割は次のとおり。

トップ・パネル上のノブとスイッチ

RATE 1:Phaser 1のモジュレーションの速さを設定する。
DEPTH 1:Phaser 1のモジュレーションの強さを設定する。
RATE 2:Phaser 2のモジュレーションの速さを設定する。
DEPTH 2:Phaser 2のモジュレーションの強さを設定する。
PRE:プリアンプのゲインを設定する。
BYPASS LED:エフェクトのON/OFFの表示に加え、プリアンプのメーターとしても機能する。プリアンプのゲインでの音量が大きくなると、黄色からオレンジ、赤色へと変化する。
MASTER:LARVA全体の音量を設定する。
RAMP:RAMP(Morphing)で音が移り変わる速さを設定する。
RAMP SHAPE:RAMP(Morphing)のシェイプを切り替える。
RESO:フェイザーのレゾナンスを設定する。
EFFECT TOGGLE:エフェクトをプリアンプ/フェイザー/Vibee(ビブラート)から選択する。
TAP RAMP FOOTSWITCH:タップすることでタップテンポを入力、長押しでRAMP(Morphing)をトリガーすることができる。
BYPASS FOOTSWITCH:タップでエフェクトのON/OFF、長押しでセカンダリー・パラメーターへとアクセスすることができる。

蜂の巣を模したレリーフ状の装飾を持つトップ・パネルや、独特なイラストが描かれた内部の基板もBeetronicsならではのものだ。

筐体の外観
内部の基板

そして本機はギターだけでなく、ベースやローズ・ピアノ、シンセサイザーなどにも使用可能なペダルとなっている。

サウンドは次の動画で確認しよう。

Beetronics
LARVA Morphing Phaser

【スペック】
●バイパス:トゥルーバイパス
●消費電力:80mA
●電源:9VDCセンターマイナスアダプター専用
●サイズ:70(H)×95(W)×140(D)mm
●重量:440g
●ハンドメイド・イン・カリフォルニア

【価格】
45,650円(税込)

【問い合わせ】
アンブレラカンパニー TEL:042-519-6855 https://umbrella-company.jp/