フラットリー・ギター・ペダルズ(FLATTLEY GUITAR PEDALS)から登場したトランス・ペアレント・オーバードライブ・ペダル、“CENTURION”を紹介!
文:鈴木誠 撮影:星野俊
※本記事はギター・マガジン2025年2月号の「New Products Review」から転載したものです。
※価格は本誌掲載時のものです。
![FLATTLEY GUITAR PEDALS/CENTURION](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2025/01/2025-02-flattley-guitar-pedals-centurion-02-1024x836.jpg)
ハンドメイドと遊び心豊かなデザインが魅力の英国ブランド、フラットリー・ギター・ペダルズ。
このCenturion(センチュリオン)は、伝説的なトランスペアレント・オーバードライブの名機を独自に解釈したというモデルで、製品名とGain/Treble/Volumeのシンプルなコントロール配置からもそれを想起させる。
単体で使用してマイルドな歪みやクリーンブーストとして使用するのはもちろんのこと、ほかのディストーションやファズといった歪みペダルと併用してブーストさせてもクリアなトーンを得ることができる。
![背面の端子](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2025/01/2025-02-flattley-guitar-pedals-centurion-03.jpg)
Comment by 細井徳太郎
![細井徳太郎](https://guitarmagazine.jp/wp-content/uploads/2025/01/hosoi_tokutaro.jpg)
音色の感触と完成度の高さに感服
近年、トランスペアレント系のペダルは各社共それぞれ個性に富んだものが多いですよね。このCenturionも例に漏れず、あの有名なサウンドを踏襲しつつほかにないサウンドや個性を確立しています。
特筆すべき点は、より真空管的なアンプライクな生々しさと立体感があること。抜群の音の太さ、アンプの鳴りを直に感じることができる低音と、その倍音の豊かさがいいですね〜。深みのある粗さを持った歪みで、弾き手の指先から表情まで見えてくるようなサウンドです。
Trebleの効き方も独特で、EQというより音色全体のカラーを調整してくれます。
単体でもブースターとしてもビタッと“この音だ!”とハマるギタリストは多いはず!
細井徳太郎
FLATTLEY GUITAR PEDALS
CENTURION
【スペック】
●コントロール:ボリューム、ゲイン、トレブル
●入出力端子:インプット、アウトプット
●電源:DC9Vセンターマイナス端子(電池駆動なし)
●外形寸法:120(W)×94(D)×30(H)mm
【価格】
39,800円(税込)
【問い合わせ】
サウンドハウス https://www.soundhouse.co.jp TEL:0476-89-1111(成田)/0885-38-1111(徳島)