タウラスより、エフェクト・チェーン内の2ヶ所に接続可能な2ウェイ・ブースター“MultiWAY BOOSTER”が登場 タウラスより、エフェクト・チェーン内の2ヶ所に接続可能な2ウェイ・ブースター“MultiWAY BOOSTER”が登場

タウラスより、エフェクト・チェーン内の2ヶ所に接続可能な2ウェイ・ブースター“MultiWAY BOOSTER”が登場

タウラス(Tauras)の、プリ・ブーストとポスト・ブーストの2つのブーストを搭載したマルチウェイ・ブースター“MultiWAY BOOSTER”が、日本エレクトロ・ハーモニックスによって国内発売された。

MultiWAY BOOSTER
Taurus/MultiWAY BOOSTER

通常のブースター(1ウェイ)としても使用可能だが、¼″ステレオ・フォーン ⇔ ¼″モノラル・フォーン(L/R)の2本のYケーブルを使用することで、エフェクト・チェーンの最初にポスト・ブースト、後段にポスト・ブーストを接続する2ウェイのブースターとしても機能する。

MultiWAY BOOSTER/接続例
MultiWAY BOOSTER/接続例

MultiWAY BOOSTERを2ウェイ・ブースターとして使用すれば、「Pre BOOST/GAIN」(ゲイン・レベル)がプリ・アンプやドライブ等より手前でサウンドをサチュレーションさせ、エフェクト・チェーンの最後で「LEVEL/Post BOOST」(ボリューム・レベル)でボリュームをコントロールすることができる。

従来、通常のブースターでは、アンプ|プリアンプ|エフェクト・チェーンの初めに繋ぐと、サウンドをサチュレートさせられたものの、すでに音が激しく歪んでいる場合には、ブーストさせても信号レベルは同じなので、バンド・サウンドの中でギターの音が手前に出てこない、といったことがあった。しかし、2ウェイ・ブースターであればゲインを稼いでサウンドをサチュレートさせつつ、ギターソロでは音量を大きくすることができる。

また、MultiWAY BOOSTERのゲインは調整範囲が広く、最小にすればサウンド・キャラクターに影響を与えることがない。一方、ゲインを上げればサウンドがサチュレートし、真空管の様なコンプレッションとサステインを得られる。

Tauras
MultiWAY BOOSTER

【スペック】
●電源:電源アダプター、9〜15V
●電流消費:最大50mA
●極性自動検出:電源アダプターの極性に関係なく、センター・プラスでもセンター・マイナスでも使用可能
●DCアシスタント:電源アダプターの接続が外れたり、電源アダプターからの供給電圧が規定値より低くなると、自動的にバイパス・モードに切り替わる
●フットスイッチ:トゥルー・バイパス
●寸法:50H × 66W × 100D mm
●重量:0.4kg

【価格】
オープンプライス

【問い合わせ】
日本エレクトロ・ハーモニックス https://www.electroharmonix.co.jp