音楽業界の主要5団体（日本レコード協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、日本音楽出版社協会、コンサートプロモーターズ協会）が垣根を超えて設立した、一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会（CEIPA）によるアワード、“MUSIC AWARDS JAPAN”。
“世界とつながり、音楽の未来を灯す。”をコンセプトにし、約3,000曲のエントリーの中から全62部門の最優秀作品を決める、国内最大規模の国際音楽賞アワードだ。
4月17日（木）に、251作品／65アーティストのノミネート作品が発表された。これからアーティストやクリエイターなどの音楽関係者による投票を経て、5月21日（水）、22日（木）にロームシアター京都にて最優秀作品の発表、授賞式が開催される。
本記事では、主要6部門（最優秀楽曲賞、最優秀アーティスト賞、最優秀アルバム賞、最優秀アーティスト賞、Top Global Hit from Japan、最優秀アジア楽曲賞）のノミネート作品／アーティストをご紹介しよう。
最優秀楽曲賞
- 「APT.」ROSÉ & Bruno Mars
- 「Bling-Bang-Bang-Born」Creepy Nuts
- 「アイドル」YOASOBI
- 「満ちてゆく」藤井風
- 「ライラック」Mrs. GREEN APPLE
最優秀アーティスト賞
- Creepy Nuts
- Mrs. GREEN APPLE
- Vaundy
- YOASOBI
- 藤井風
最優秀ニュー・アーティスト賞
- FRUITS ZIPPER
- Number_i
- Omoinotake
- tuki.
- こっちのけんと
最優秀アルバム賞
- 『ANTENNA』Mrs. GREEN APPLE
- 『LOST CORNER』米津玄師
- 『LOVE ALL SERVE ALL』藤井風
- 『replica』Vaundy
- 『SCIENCE FICTION』宇多田ヒカル
Top Global Hit From Japan
- 「It’s Going Down Now」Lotus Juice / 高橋あず美
- 「WOKE UP」XG
- 「アイドル」YOASOBI
- 「死ぬのがいいわ」藤井風
- 「真夜中のドア～stay with me」松原みき
最優秀アジア楽曲賞
- 「Satu Bulan」Bernadya（インドネシア）
- 「the cutest pair」REGINA SONG（シンガポール）
- 「Supernova」aespa（韓国）
- 「WAY 4 LUV」PLAVE（韓国）
- 「ซ่อน(ไม่)หา（Ghost）」/ Jeff Satur（タイ）
ギター・マガジン的には、若井滉斗（g）による“本人が弾いてみた動画”が話題になったMrs. GREEN APPLE「ライラック」（2024年／最優秀楽曲賞）や、松原正樹がレコーディングに参加した松原みき「真夜中のドア～stay with me」（1979年／Top Global Hit From Japan）などに注目。
ほかにも44部門のノミネート作品が発表されている（※全62部門の中でノミネート発表のある部門は50部門）。例えば“最優秀国内オルタナティブアーティスト賞”にはKroiや羊文学が、“最優秀国内ロック楽曲賞”にはKing Gnu「SPECIALZ」や10-FEET「第ゼロ感」が、“最優秀海外オルタナティブ楽曲賞“にはヴァンパイア・ウィークエンド「Classical」がノミネートされており、ギター的な視点で聴いてみるのもオススメだ。
“MUSIC AWARDS JAPAN 2025”
開催概要
●開催日時：2025年5月21日（水）、22日（木）
※開催ウィーク：2025年5月17日（土）〜22日（木）
●会場：ロームシアター京都
●放送：NHKにて生中継 ※22日（木）のみ
●配信：YouTube（グローバル・ストリーミング・パートナー）にて全世界配信予定 ※一部地域を除く
Leminoにてアーカイブ配信予定
●公式サイト：https://www.musicawardsjapan.com/ja/
●協力：経済産業省（調整中）、文化庁
●後援：京都府、京都市、京都商工会議所
