GAMECHANGER AUDIOのエフェクターの新製品、AUTO DELAYを紹介。
文:鈴木誠 撮影:星野俊
※本記事はギター・マガジン2025年5月号の「New Products Review」から転載したものです。
※価格は本誌掲載時のものです。
GAMECHANGER AUDIO/AUTO DELAY

ピアノのペダルをモチーフにしたPLUS PEDALや、キセノン管内のプラズマ放電を駆使したPLASMA Pedalなど、ユニークな製品で名を轟かすGamechanger Audioから、エフェクト・ペダルとモジュラー・シンセサイザーの世界観を融合した新モデル3機種が同時発売された。
付属のパッチ・ケーブルを使ってパラメーターを変化させ、演奏ニュアンスを調整可能。
例えば、設定値より強い(弱い)入力にだけディレイをかけたり、特定のノートが鳴った瞬間にフィードバックが全開になるなど、ギタリストの創造性を刺激する機能が満載だ。


Comment by 牛尾健太
物凄い創造性が生まれる気がします
なんと、ディレイ・ペダルにモジュラー・シンセの機能を搭載!
要はダイナミクスとピッチを、メイン・コントロールの4つそれぞれと組み合わせることができるんです。って、よくわからないですよね(笑)。
例えば、ダイナミクスとレベルを付属のパッチ・ケーブルでつなげると、一定の音量を超えた時にディレイ・レベルが上がりサウンド・オン・サウンドのように。
はたまたピッチに接続すると、特定の音のみにディレイが反応したり、PUをリアからフロントに切り替えた時にだけ反応したり。
とにかく凄まじく多機能なんですが、基本的な操作性さえ理解すれば直感的に扱えますよ。
普段ルーパーを使ってる方なら、物凄い創造性が生まれる気がします……!
GAMECHANGER AUDIO
AUTO DELAY
【スペック】
●コントロール:レベル、トーン、ダイナミクス、ダイナミクスモード、ステレオスプレッド、アルゴリズム、リピート、タイム、オートメーション、ピッチ、ピッチモード、インプットレベル
●入出力端子:インプット(L/R)、アウトプット(L/R)、トラックイン、トラックアウト、MIDI/クリックイン、USB Type-C、9VDC
●電源:9VDCセンターマイナス(250mA)、USB Type-C(5V/1A)
●外形寸法:97(W)×150(D)×75(H)mm
●重量:600g
【価格】
55,000円(税込)
【問い合わせ】
メディア・インテグレーション TEL:03-3477-1493 https://www.minet.jp
牛尾健太
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