国産ハンドメイドギター・ブランドCaramel’s Guitar Kitchen（キャラメルズ・ギター・キッチン＝CGK）が、新作プロトタイプ“PT5_ Cosmic Konpeito Tremolo Green”を販売開始した。
2025年に入ってから、毎月1本の新作プロトタイプ（試作品）ギターを12カ月連続リリースする試みを継続中のCGK。PT5は、そのシリーズ第5弾ということになる。
自由で奇抜なオリジナルのデザインとネーミング
今回のPT5_ Cosmic Konpeito Tremolo Greenは、その名が示す通り「宇宙開発が進み未来的なデザインが好まれた1950年代のビザール・ギター」を思わせるデザイン。
そしてフリーハンドでデザインされたボディのランダムに角ばった輪郭が金平糖に見えることも、ネーミングの原型となっている。
CGKのアイコニックなV字型ピックガードと、ボディ淵のチェッカード・ステッチは本機でも健在。
ボディ裏のコントロール・パネルも、50年代風テイストに合わせたミッドセンチュリー的なデザインだ。
ビザールらしからぬ良質なパーツやマテリアル
ビザール・ギターから連想される廉価品のイメージや、デザインはかわいいけれど弾きにくいという先入観を払拭すべく、現場でも通用するサウンドと弾きやすさを目指したPT5。
もともとレトロなビザール・ギターが好きだったというCGKクラフトマンのこだわりにより、良質なパーツやマテリアルが盛り込まれた。
薄めの40mm厚ボディにはアルダー材が使用され、塗装は50年代に多く見られたニトロセルロースラッカー。ピックアップはゴールドフォイル・タイプのミニハムバッカー2つ、ブリッジにはJM型トレモロ、ペグはGOTOHのマグナムロックを採用している。
四角いアルダー材を目の前に置いてフリーハンドで鉛筆を走らせてみました。板の大きさを目一杯に使って！デザインでいつも気に掛けていることは“斬新だけどイロモノにはしない”ということ。しっかりとしたマテリアルで作りたい。ミッドセンチュリーをモチーフにしたバックのコントロールパネルは我ながらキマったね！
Caramel’s Guitar Kitchenクラフトマン／片田武司
限定1本のプロトタイプを販売
すでに完売しているこれまでのプロトタイプ製品同様、PT5_ Cosmic Konpeito Tremolo GreenもCGKオンラインショップにて1本限定販売。
今後もこのシリーズは、毎月20日に新作が発表され、CGKオンラインショップまたは楽器店に置かれて販売される予定だ。
PT5_ Cosmic Konpeito Tremolo Green 購入ページ（STORES.jp)
https://caramelsguitarkitche.stores.jp/items/682710dc545dc7006c6b1d40
Caramel’s Guitar Kitchen
PT5_ Cosmic Konpeito Tremolo Green
【スペック】
●ボディ：Alder
●塗装：Nitrocellulose Lacquer
●ネック：Maple
●指板：Rosewood
●フレット：22
●フレットサイズ：Medium wide
●スケール：648mm
●ナット：Graph Tech TUSQ
●ピックアップ（フロント）：Mini-Humbucker GoldFoil AlnicoV
●ピックアップ（リア）：Mini-Humbucker GoldFoil AlnicoV
●セレクター：toggle switch（Switchcraft）
●コントロール：MasterVolume×1(CTS) /MasterTone×1(CTS)
●ブリッジ：JM Bridge
●トレモロ：JM Tremolo
●ペグ：GOTOH Magnum Lock
●ストラップピン：GOTOH Ep-B3
【価格】
275,000円（税込） ＊ロゴ入りソフトケース付属
【問い合わせ】
Caramel’s Guitar Kitchen https://caramelsguitarkitchen.net
