Tsakalis AudioWorks、3種のエンベロープ・フィルターとオクターバーのファンキーなペダル“Phonkify X”をリリース Tsakalis AudioWorks、3種のエンベロープ・フィルターとオクターバーのファンキーなペダル“Phonkify X”をリリース

Tsakalis AudioWorks、3種のエンベロープ・フィルターとオクターバーのファンキーなペダル“Phonkify X”をリリース

ギリシャのハンドメイド・エフェクター・ブランド“Tsakalis AudioWorks”は、3種類のエンベロープ・フィルターと3種類のオクターブ・ボイシングでファンキーなサウンドを生み出すペダル“Phonkify X”をリリースした。

Tsakalis AudioWorks/Phonkify X

Phonkify Xは、Tsakalis AudioWorksの既存モデル“Phonkify”の機能を拡張した後継モデルにあたる。

なお、国内正規輸入販売代理店であるQuanta Internationalによれば、前モデルのPhonkifyは廃盤とのことだ。

前作のPhonkifyから変更された筐体とコントロール系

前モデルにあたる“Phonkify”(写真左/廃盤)と新作“Phonkify X”(写真右)の外観比較
前モデルにあたる“Phonkify”(写真左/廃盤)と新作“Phonkify X”(写真右)の外観比較

前作のPhonkifyと比較すると、筐体デザインやコントロール系の表記などに変更が見受けられるが、3つの異なるタイプの「エンベロープ・フィルター」と、オクターブ・アップ/オクターブ・ダウン、あるいはその両方をブレンドしたユニークな「オクターブ・エフェクト」を組み合わせた音作りができるPhonkify X。

Tsakalis AudioWorks/Phonkify X

フィルター、オクターブの各エフェクトは独立して使用でき、組み合わせて使う場合には、専用トグル・スイッチで各エフェクト・セクションの順番も任意に調整可能だ。

中央の「Q Potentiometer」コントロールと「TYPE」トグル・スイッチでフィルター/ワウのタイプや音色を調整、「FREQ Potentiometer」でフィルターの周波数範囲をコントロールする。

また、オクターブ・セクションは「OCT Potentiometer」でブレンドを選択。そして「ORDER Toggle Switch」で設定できるのは、オクターブ・エフェクトをフィルターより前段もしくは後段に置く処理順序だ。

フットスイッチ短押し(500ms以下 )でラッチモード、長押し(500ms以上)でモーメンタリーモードになり、エクスプレッション・ペダルにも対応するなど、設定次第で幅広く活用できそうだ。

Tsakalis AudioWorks
PHONKIFY

【スペック・特徴】
●ギリシャ、アテネのハンドメイド
●トゥルーバイパス
●Smooth/Nastyモード用トグルスイッチ
●トグルスイッチ(オクターバーのプリ/ポスト配置用)
●ヘビーデューティーフットスイッチ(ペダルのON/OFF用)
●頑丈なフットスイッチ(オクターバーのON/OFF用)
●エクスプレッション・ペダル入力
●電源:レギュレーテッドDC9-12V(センターマイナス)
※10V以上を使用するとペダルに深刻なダメージを与え、保証が無効になる場合あり
● 最大消費電力 60mA @ 9V DC
●頑丈で軽量なアルミボックス
●寸法 112mm(幅) x 60mm(奥行き) x 31mm(高さ)

【価格】
オープンプライス

【想定売価】
38,500円(税込)

【問い合わせ】
株式会社 Quanta International
https://quanta-intl.jp/