JAM Pedalsが、スチュ・マッケンジー(キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザード)とのコラボによる歪みペダル“Tiny Amp Destroyer”を発売 JAM Pedalsが、スチュ・マッケンジー(キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザード)とのコラボによる歪みペダル“Tiny Amp Destroyer”を発売

JAM Pedalsが、スチュ・マッケンジー(キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザード)とのコラボによる歪みペダル“Tiny Amp Destroyer”を発売

ギリシャのハンドメイド・エフェクター・ブランドのJAM Pedalsより、オーストラリアのロック・バンド、キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザード(King Gizzard & the Lizard Wizard)のフロントマンであるスチュ・マッケンジー(Stu Mackenzie)とのコラボレーションによるオーバードライブ/ディストーション・ペダル“Tiny Amp Destroyer”が登場した。

日本国内では2026年8月17日(月)より販売が開始されている。

JAM Pedals/Tiny Amp Destroyer
JAM Pedals/Tiny Amp Destroyer
JAM Pedals/Tiny Amp Destroyer

Tiny Amp Destroyerは、安価な小型アンプを極限まで追い込んで作られるスチュの独創的なサウンドを再現し、コントロールするために開発されたペダルだ。

開発の経緯について、JAM Pedals日本語公式サイトでは以下のように説明されている。

※文中の“KGLW”はバンド名の略称で、“Boomster”はJAM Pedalsのバッファー/ブースターのこと。“小さな「Cash Converters」のアンプ”は、リサイクル・ショップ等で購入できる廉価な小型アンプを指しているものと思われる。

完成までの経緯(JAM Pedals)

Stuは、最近のKGLWのレコードで、非常に独特なサウンドを軸に制作を進めていました。

それは、2台の「Boomster」が、小さな「Cash Converters」のアンプを、本来の限界をはるかに超えるまで追い込むというものでした。私たちも自分たちの環境でそのセットアップを再現し、どこから音が崩れ始めるのかを理解できるまで時間をかけて試行錯誤しました。

ある時点で、アンプが音を滑らかに整えるのをやめてしまう。ブレークアップの特性が変化し、レスポンスが変わり、全体として、より大きなアンプでは決して見られないような挙動を見せ始めます。

それが、私たちが残した部分です。

本機は、その領域へと踏み込む手段でありながら、それを自在に形作れるだけのコントロール性を備えています。ゲインは2つのステージに分かれており、それぞれ単独で動作させることも、重ねて使用することも可能です。これにより、ドライブ感のあるトーンから、さらにヘヴィな領域へと音色を変化させることができます。

破裂する寸前のような小型アンプ特有のキャラクターを強調することも、ミックスの中で存在感を保ちつつ、低ゲインのブレイクアップから濃厚で飽和したディストーションに至るまで、フルレンジのドライブとして機能させることも可能です。必要に応じて、小型アンプのような窮屈な感覚を遥かに超えていく事も可能なトーンシェイピング能力も備わっています。

これはただの洗練されたディストーションではありません。本来あるべきキャパシティーを超えても尚、そこに留め続けることから生まれる音です。

King Gizzardの世界観の多くを手がけるビジュアルアーティスト、Jason Galeaによるアートワークも、まさにその同じアイデアを反映しています。

ある場所に閉じ込められながらも、そこから抜け出そうと必死に押し出そうとしている何か。KGLWのアテネでのレジデンシー期間中、我々は試作機をStuに持ち込み、どれほど理想に近づいたかを確認してもらいました。

彼はプラグを差し込み、1分ほど弾いてから、「完璧だ」と言いました。彼はツアーの残りの期間、このペダルを使い続け、そこから本機の最終的な形が実戦での使用を通じて確立されていきました。

本機には、アグレッシブな“G1”と控えめな“G2”という2つのゲイン・ステージが搭載されている。それぞれを独立して使用できるほか、両方を同時にオンにすることでよりヘヴィなサウンドを作ることも可能だ。

各コントロールの機能は次のとおり。

コントロール・パネルの図
  • GAIN 1とG1 ON:ゲイン・ステージG1用のレベル調整ノブとフット・スイッチ。
  • GAIN 2とG2 ON:ゲイン・ステージG2用のレベル調整ノブとフット・スイッチ。
  • LEVEL:全体の出力を調整するノブ。
  • BASS:低域のブースト/カットを行なうノブ。
  • TREBLE:高域のブースト/カットを行なうノブ。
  • MAGIC: オンにすると、小型アンプ特有のレスポンスへ音色がシフトするスイッチ。
  • NOTCH: 特定の帯域をカットし、押し出し感のあるサウンドから中域を削った空洞感のあるサウンドまで劇的に変化させるノブ。低ゲイン設定+MAGICオン+NOTCH調整の組み合わせにより、小型アンプ特有の“箱っぽい”響きを最も際立たせることができる。
  • TREBLE BOOSTER ON:JAM PedalsのRoosterをベースにしたトレブル・ブースター回路を起動するスイッチ。これにより本機は単体のトレブル・ブースターとしても機能する。
  • TREBLE BOOSTER LEVEL:トレブル・ブースターのレベル調整ノブ。

YouTubeのJAM Pedals公式チャンネルでは、本機を紹介する4本の動画が公開中。2本目と3本目の動画では、スチュ本人の解説と実演を確認することができる。

JAM Pedals/Tiny Amp Destroyer

JAM Pedals
Tiny Amp Destroyer

【スペック】
●電源:9VDC(センター・マイナス)
●Bypass:True bypass
●消費電流:90A(すべての回路が作動中)
●Input Impedance(Treble Booster OFF): ~500kΩ
●Input Impedance(Treble Booster ON):~50kΩ
●Output Impedance:< 5kΩ
●Dimensions:14.5 × 12.4 × 5.9cm
●Weight:511g

【市場想定売価】
74,800円(税込)

【問い合わせ】
Quanta International https://quanta-intl.jp/