ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!
文=今西勇仁(Limetone Audio)
第47回:マルチ・エフェクターってどんなことができるんですか?
“マルチ・エフェクターはいろんな音が出せて便利!”ということを聞いたことがある人が多いと思いますが、実際に持っていないと具体的にどんなことができるのかイメージしづらいですよね。
まず、マルチ・エフェクターには複数の音色をメモリーしておくことができて、フット・スイッチでそれらを切り替えられます。なので、イントロ用のアルペジオ、Aメロ用のバッキング・ドライブ、Bメロ用ではそれを少しゲイン・アップしてリバーブも増し、ソロではしっかり歪んで音量大きめ……という感じで、好きなタイミングで好きな音を呼び出すことができるんです。
小型のマルチ・エフェクターの場合、1台ずつ音を順番に切り替える必要があったりするモデルもありますが、フット・スイッチが複数付いているモデルは任意の音に一発で飛べます。小型のものであっても、外部のフット・スイッチを接続することで、そのスイッチに音色切り替え機能を割り当てることもできるモデルもあります。
マルチ・エフェクターには、必要なエフェクトはだいたい入っているので、1台であらゆる音を作ることが可能です。ほとんどの製品はデジタルで音を作り出していて、その製品ごとのキャラクターがありますが、ギターを始めたてのうちは製品やメーカーごとの音の違いは気にしなくてもいいので、自分が欲しいサイズ、重さ、フット・スイッチの数、見た目などで選んでOKです!

著者プロフィール
今西勇仁(いまにし・ゆうじん)
ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。
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