テンポとリズムの違い | ギター上達100の裏ワザ:050 テンポとリズムの違い | ギター上達100の裏ワザ:050

テンポとリズムの違い | ギター上達100の裏ワザ:050

「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

グルーヴを出せるようになるには ➡ 徹底的にテンポ・キープの練習

 “テンポ”とは、メトロノームなどで出せる、一定のスピードのことです。そして、“リズム”は、テンポに乗った強弱パターンです。“タタタタタタタタタ”という一定テンポの上で、“タタータンタンタタ”、“タタンタンタータ”という音の強弱をパターン化することで、リズム・パターンができあがります。

 “リズムが良い”という言葉は、まず“一定テンポをキープできる”上で、“パターンを乗せる”という順序があると考えて下さい。

 そして、その後に“グルーヴ”があるわけですが、“グルーヴ”はある意味では、作り出すというよりも、生まれるものです。“テンポ・キープ”ができないのに、“グルーヴ”という言葉を使うと、現実から逃げることになります。まずは、テンポ・キープが重要です。

メトロノームは一定のテンポを出す機械
メトロノームは一定のテンポを出す機械
リズム・ボックスは一定のテンポで強弱のリズムを出す機械
リズム・ボックスは一定のテンポで強弱のリズムを出す機械

『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2006.05.17
ISBN9784845613168

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki